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【MLB】ヤンキース、開幕投手・田中は3回途中7失点KO。レイズ戦は自身初黒星

2017/04/03

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 現地時間2日(日本時間3日)、ア・リーグ東地区開幕戦となるニューヨーク・ヤンキース対タンパベイ・レイズの一戦が、米フロリダ州・トロピカーナ・フィールドで行われ、レイズが7-3で勝利を収めた。
 
 ヤンキースは開幕投手に3年連続で田中将大を指名し、マウンドに送ったがOP戦の好調からかけ離れた乱調であり、今季も開幕戦で白星を手にすることは出来なかった。また、田中はメジャーデビュー以来レイズ戦では無敗だったが、この試合で初黒星を喫することになった。
 
 初回は連打でピンチを作ると、3番ロンゴリアの犠飛で1点を失う。その後も連打と四球で1死満塁とピンチを作り、6番モリソンに2点適時打を浴びてしまい、この回3失点。
 
 2回表には味方の援護もあり1点差と詰め寄った。しかし、田中は2回にも2死から四球でランナーを出すと、3番ロンゴリアに内角の球を左翼スタンドギリギリに運ばれ2失点。
 
 3回も調子は戻らなかった。一死を奪った後に6番モリソンにスプリットを右中間スタンドに運ばれてしまう。その後も7番ベッカムの二塁打と失策で1点を失い計7失点。
 
 田中は結局この回でKO。2回2/3を被安打8(被本塁打2)、7失点という内容でマウンドを降りた。
 
 田中は過去2年の開幕戦でも被弾で失点する場面が目立っており、今季も2被弾と過去の雪辱を果たすことは出来なかった。
 
 田中の降板後は、ヤンキース救援陣が好投し追加点を与えなかった。しかし、打線はレイズ投手陣の前に沈黙。ヤンキース打線は9回に1点を返すも、4点差で敗戦となった。