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WBCドミニカ代表に豪華投手陣が集結! イチローも苦手…昨季18勝のエースら続々参戦

2017/02/02

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 WBCのドミニカ代表にサンフランシスコ・ジャイアンツのジョニー・クエト、マイアミ・マーリンズのエディンソン・ボルケス、セントルイス・カージナルスのカルロス・マルティネスとアレックス・レイエスという豪華投手陣の参戦が決定したと、『MLB.com』のジョン・モロシ記者がTwitter上で伝えた。
 
 クエトは30歳右腕で、昨季は18勝5敗、防御率2.79、198奪三振を記録。彼の特徴は何と言っても投球フォームにある。トルネード投法のように身体を捻って投げる姿が特徴的だ。また、投球ごとにタイミングをずらす投法でも有名である。
 
 2014年にはシンシナティ・レッズで20勝9敗、防御率2.25、242奪三振を記録。そして、あのイチローもキャリア通算で8打数0安打とヒットを打つことができていない。名実ともにドミニカ共和国のエースと呼べるだろう。
 
 ボルケスは33歳の右腕だ。昨季はロイヤルズで10勝11敗、防御率5.37、139奪三振と調子を落としたが、2015年シーズンはロイヤルズのエースとして、世界一に貢献した。今季からはマイアミ・マーリンズの一員として、世界一を狙う。ちなみに、今回でWBCは3回連続出場となる。
 
 マルティネスは2015年シーズンに大ブレイクした25歳の若手投手である。昨季は16勝9敗、防御率3.04、174奪三振と高い成績を残した。特徴は最速100マイル(約161キロ)の直球と、キレ味鋭いシンカーである。
 
 レイエスは昨季カージナルスでデビューした右腕で、12試合に登板、4勝1敗、防御率1.57と期待の22歳の若手である。最速101マイル(約162.5キロ)の直球は脅威だ。また、マイナー時代から高い奪三振率を誇るのも特徴である。昨季、MLBでは46イニングで52奪三振、AAAでは65.1イニングで93奪三振と先発としては驚異的な数字を誇る。
 
 MLBの主力選手が続々と出場表明をしているWBC。世界一奪還を狙う日本代表の前には、投手・野手共に一線級を揃えてきた強敵が立ちはだかる。