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【MLB】ダルビッシュにスーパーエース級の高評価。活躍が期待される先発投手でトップ10入り

2017/01/31

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 テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有投手が、MLB公式サイトの企画「2017年の活躍が期待される先発投手ランキング」で8位に選出された。
 
 同僚の左腕エース、コール・ハメルズや、ニューヨーク・ヤンキースの田中将大、ボストン・レッドソックスのPS絶好調のレ軍ベニンテンディ、WSの1試合4安打は球団史上3人目「勝てたことが嬉しい」

 ボストン・レッドソックスのアンドリュー・ベニンテンディ外野手が23日(日本時間24日)に行われたロサンゼルス・ドジャースとのワールドシリーズ第1戦で1試合4安打を記録し、ワールドシリーズでの球団記録に並んだ。米メディア『MASSLIVE』が24日、伝えた。

 ポストシーズンで活躍をみせているベニンテンディが、新たに記録を打ち立てた。ベニンテンディはこの日、「2番・レフト」で先発出場。1回に相手先発クレイトン・カーショウ投手から先制の右前タイムリー安打を放つと、ここから勢いをつけ左前安打、左前安打、左二塁打と1試合4安打を記録した。

 同メディアによるとレッドソックスの打者がワールドシリーズで1試合4安打を記録したのはベニンテンディで球団史上3人目。2007年にジャコビー・エルズベリー外野手(現ニューヨーク・ヤンキース)がコロラド・ロッキーズとの第3戦目で記録して以来の快挙となった。

 この快挙についてベニンテンディは「正直なところ、気にかけていない。チームで勝てたことがただ嬉しい」と述べ、あくまで勝ちにこだわる姿勢をみせていた。

 また、「ムーキー・ベッツが塁に出て投手にプレッシャーをかけ、さらに僕の後ろにスティーブ・ピアースとJ.D.マルティネスが控えていてくれた。それで楽に打つことができた」とコメントし、チームメイトを労った。

 ベニンテンディは17日(同18日)のヒュートン・アストロズとのアメリカン・リーグ優勝決定シリーズ第4戦でも9回2死満塁の場面、ダイビングキャッチでアウトを獲り、不振に陥っていた抑えのクレイグ・キンブレル投手を救うスーパープレーをみせるなど今ポストシーズンでは攻守で活躍をみせている。24歳のベニンテンディがこれからもチームを救う機会は多そうだ。、リック・ポーセロ等の投手を差し置いての選出となった。ランキングでは、MLB各球団の誇るスーパーエースに名を連ねており、非常に高い評価を得ている。
 
 記事では、以下のように選出理由を報じている。
 
「忘れられがちであるが、ダルビッシュはトミー・ジョン手術によって2015年と2016年の前半は登板できなかった。しかし、復帰後の彼は非常に素晴らしかった。奪三振率はマックス・シャーザー(2016年サイ・ヤング賞投手)と同等で、四球率は劇的に低下していた。手術後、彼のコマンド能力は非常に高くなり、頼れる速球を手に入れた。これについては、レンジャーズのキャッチャー、ジョナサン・ルクロイが絶賛していた。また、昨年彼が100イニング投げたことは、彼の肘がすでに健康であるということの証明であろう」
 
 手術後、ダルビッシュはさらに洗練された投手に進化したといっても過言ではないだろう。スライダーに次ぐ、100マイルに近い速球という武器を手に入れ、課題であった制球力も向上した。これらにより、以前よりも球数を抑え、三振を含め効率良くアウトを取っていくことが期待される。
 
 MLBの誇るスーパーエースと同等の期待がかかるダルビッシュ。日本人初のサイ・ヤング賞受賞の日は、もう近くなっているのかもしれない。
 
 以下、本特集のランキングである。
 
2017年の活躍が期待される先発投手ランキング(MLB.com)
1位 クレイトン・カーショウ(ロサンゼルス・ドジャース)
2位 マックス・シャーザー(ワシントン・ナショナルズ)
3位 ノア・シンダーガード(ニューヨーク・メッツ)
4位 クリス・セール(ボストン・レッドソックス)
5位 コーリー・クルーバー(クリーブランド・インディアンス)
6位 マディソン・バムガーナー(サンフランシスコ・ジャイアンツ)
7位 ジャスティン・バーランダー(デトロイト・タイガース)
8位 ダルビッシュ有(テキサス・レンジャーズ)
9位 ジョニー・クエト(サンフランシスコ・ジャイアンツ)
10位 カイル・ヘンドリクス(シカゴ・カブス)