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イチローはマリナーズ史上最高のFA選手。古巣番記者が選出「カノ、クルーズも及ばない」

2017/01/26

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Getty Images

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 マイアミ・マーリンズのイチロー外野手が、古巣シアトル・マリナーズの歴代最高クラスのFA選手に選出された。
 
 MLB公式サイトでは23日付で、各球団の担当記者が歴代最高のFA選手を選出する特集記事を掲載。同記事内でマリナーズ番記者、グレッグ・ジョン氏が「シアトル・マリナーズの史上最高のFA選手に分類されるのは容易である」と、イチローを評した。
 
 他の候補には現在のマリナーズで主軸打者であるロビンソン・カノ、ネルソン・クルーズや、かつて打点王を獲得したブレット・ブーンが挙げられていたが、いずれの選手もイチローの傑出度には及ばないとしている。
 
 2001年に27歳でマリナーズに入団したイチローは、いきなり打率.350、56盗塁、127得点という成績を残した。オールスターにも出場し、新人王、ゴールドグラブ賞を受賞した。野手としては日本人初となるメジャーリーガーだっただけに、活躍を疑問視されていたが、その不安を払拭し日本、全米に大きな衝撃を与えた。
 
 そして2004年には、破るのが困難と言われていたシーズン最多安打記録(257安打)を84年ぶりに更新する262安打を記録し、アメリカでも歴史にその名を刻んだ。また、2012年途中に退団するまで、大きな離脱をせずにチームを支え続けた功績も大きい。
 
 マリナーズ加入当時の監督であったルー・ピネラ氏も、以下のようにイチローを称賛している。
「彼は特別な選手だった。彼は素晴らしいスピードの持ち主で、とても優れた野球の能力を持っていたよ。外野では、予想以上の強肩を披露していたね。彼はアメリカの野球に本当に素早く適応した。またクラブハウスのリーダー格の1人になり、チームメートにも受け入れられていた。イチローは当時のマリナーズにとてつもなく大きい衝撃を与えたね」
 
 近年は先発出場の機会が少ないが、昨季はMLB通算3000本安打を達成し、打率は.291と復調の兆しを見せ、安定した守備力は健在であった。44歳となる今季も熟練のプレーでマーリンズをけん引する。

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