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【MLB】青木宣親、右投手専用の起用に終わるも三振率の低さは健在。米メディア「再び外野手のトップ50に入れる可能性」

メジャー5年目を終えた青木宣親。今季マリナーズに移籍して1番打者として期待されたが、シーズン途中からは右投手先発時に起用法は限られた。

2016/11/01

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後半戦、左投手との対戦は21打席

 昨季は8月上旬に受けた頭部死球による脳しんとうなどの影響で、不本意な終わり方となった青木。
 死球を受ける前までは打率.302をマーク。結果的に、メジャー移籍後初の規定打席到達とはならなかったが、今季、サンフランシスコ・ジャイアンツからシアトル・マリナーズヘ移籍した。

 新天地マリナーズでは、リーディングヒッターとしての期待を受けていたものの、4月の月間打率が.205と完全に出遅れてしまい、5月に少し立て直したが、6月にまた不調になるとマイナー降格を経験。
 特に顕著だったのが対左投手の打率の低さだ。
 7月の復帰後は右投手の時の起用に限られてしまった。

 『Knuckleball.com』のアル・メルチオー記者は今季の青木を以下のように総括した。

“When Aoki returned to Seattle on July 20, he was reinstalled in the leadoff spot, but his role was reduced. Only July 24, got to face his first lefty starter, J.A. Happ, since getting recalled, but that would be the last time he would start against a southpaw. Manager Scott Servais gave most of Aoki’s starts in left field against lefties to Guillermo Heredia, a right-handed batter who shares Aoki’s penchant for plate discipline and making contact. That left Aoki with a total of 21 plate appearances against lefties in the second half.
7月20日にシアトルに戻った時、青木は再び1番打者としてポジションを任されたが、結果的には彼の役割は減ることになってしまった。7月24日のトロント・ブルージェイズ戦で、復帰後初めて、左投手のジェームズ・アンソニー・ハップと対戦したが、この時が左投手に対して、最後の先発登板となってしまった。サービス監督は相手先発が左投手の際は、青木ではなくギジェルモ・ヘレディアを1番で起用するようになり、後半戦の青木は、左投手との対戦は21打席に留まった。

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