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【ド軍アメリカ番記者の眼】前田はマウンドで機転が利く投手。ドジャースが長期契約に踏み切った最大の理由

ロサンゼルス・ドジャースの前田健太は開幕から最高のスタートを切った。その理由はどこにあるのか。

2016/04/22

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指揮官も「ここまでの結果は予想以上」

 試合に対する心構えを評価するならば、前田健太の試合前の準備具合は、ロサンゼルス・ドジャースがちょうど期待した通りである。

 だが結果に対する評価はというと……『ちょうど』のレベルではない。
 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、「前田はここまで、球団が期待した以上の結果を残している」と認めた。

「期待度を数値化するには、非常に慎重になってきたつもりだ」と前置きした上で、ロバーツ監督は次のように語った。

「当面は、試合に慣れてくれれば良いと思っていたが、登板3試合終了時点で評価するなら、期待を大きく上回る活躍を見せてくれている。今のところ、メジャー球界の誰にも負けないピッチングをしている」

 ここまで負けなしの前田の防御率0.47は、今シーズン3登板を終えた投手の中ではトップ。また球速90-91マイル(時速約145キロ)は、速球としては平均的なスピードであるにも関わらず、前田に対峙した打者は、3試合で通算33球を空振りしている。
 これはニューヨーク・ヤンキースの田中将大と、同じくヤ軍のクレイトン・カーショウと同じ数字だが、この2人は、前田よりスピードがある上、緩急やコントロールで打者を翻弄している。

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