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【アメリカの眼】カノーが語る1番打者の影響力。青木と元ヤンキース名リードオフマンの共通点

今季からマリナーズに加入した青木。カノーは打率と出塁率を残せて、多くの球を投げさせられる点から青木を元ヤンキースのデーモンになぞらえて称賛している。良いリードオフの存在は打線全体に好影響を与えるという。

2016/03/09

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ベースボールを心得ていたデーモン

 ディポト体制による新生マリナーズのトップバッターとして大きな期待を受ける青木宣親。現地2日から行われているオープン戦にはここまでの6試合中3試合に出場、いずれの試合でも1番打者として起用されている。
 
 新たなリードオフマンに期待をかけているのは首脳陣やファンだけではない。
 
 チームの主軸打者であるロビンソン・カノーもその一人だ。地元紙『The News Tribune』の電子版は「カノーはリードオフマンとしての青木をジョニー・デーモンになぞらえている」と報じた。
 
 青木を「彼は相手投手に多くの球を投げさせることのできる選手だ」と評価するカノー。マリナーズの不動の3番打者である彼が青木に近いタイプのリードオフとしてあげたのが、ヤンキースやレッドソックスで活躍したジョニー・デーモンだ。
 
Cano cites Damon, who ended an 18-year career in 2012, as the prototype for a veteran leadoff hitter. “I learned when I was in New York,” Cano said, “that you always need a good leadoff guy. A .280-.290 guy who got on base a lot. (Damon) knew how to play the game. When to steal. When he has to bunt.
カノーはベテランのリードオフマンとして、2012年に18年のプロ生活を終えたデーモンを引き合いに上げた。「自分がニューヨークでプレーしていた時に、常に良いリードオフマンが必要であることを学んだんだ。.280から.290の打率を残せて出塁率も高いような打者の必要性をね。どのタイミングで盗塁を試みるか、どんな場面でバントをしたらいいのか、デーモンはベースボールのやり方を心得ていた」とカノーは語る。
 
 通算本塁打235本と、強打の1番打者のイメージが強いデーモンだが、通算打率.284、通算出塁率.352、1打席ごとの球数を表すP/PAは通算で3.90(昨年のMLBの平均値は3.82)と確実性も高レベル。特にカノーとともにプレーしたヤンキースでの4年間のP/PAは4.14、出塁率はいずれの年も.350を超えるなど、打席での忍耐強さに非常に優れたトップバッターだった。

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