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大谷翔平は投打に善戦も…昨年のア・リーグMVP候補たちは明暗くっきり。今季の主役となるのは?

2022/05/25

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 昨季ア・リーグMVPを獲得したロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手。今季も投打にわたって、地区首位を争うチームの主力として活躍している。

 

 
 昨年、ア・リーグMVP候補の選手たちは、大谷以外にもそれぞれ個性的な活躍をみせた。圧倒的な打棒でリーグ最強打者となったブラディミール・ゲレーロJr. 、捕手や二塁手としては異例の長打力を発揮したサルバドール・ペレスとマーカス・セミエン。
 
 しかし今季は、それぞれ不振に喘いでいる。ゲレーロJr. は打球が上がらず、昨年までの破壊力は鳴りを潜めている。セミエンは打率1割台、0本塁打と絶不調。ペレスはチームトップの6本塁打を放つも、打率.206と昨年から大きく数字を落とし、17日(日本時間18日)に左手親指を痛めて負傷者リスト入り。2年続けて好成績を残す難しさを物語っている。
 
 一方で、昨年ア・リーグMVP投票4位につけたヤンキースの主砲アーロン・ジャッジが今季絶好調。17本塁打は2位に5本の差をつけて、メジャートップを快走している。同投票6位だったホセ・ラミレスは、ここまで43打点を誇り、こちらもメジャートップの数字だ。

 今季は、昨年ほとんどの試合を欠場したMVPの大本命マイク・トラウトが好調を維持。大谷も投打の合わせ技で、今年も有力候補に挙げられる。シーズンの4分の1を過ぎたところで、まだまだ優劣をつける段階ではないが、今季の主役はいったい誰になるだろうか。
 
◆昨年のア・リーグMVP投票順位(100点以上)
1位:大谷翔平(LAA) 420点
2位:ゲレーロJr. (TOR) 269点
3位:セミエン(TOR) 232点
4位:ジャッジ(NYY) 171点
5位:コレア(HOU) 163点
6位:ラミレス(CLE) 133点
7位:ペレス(KC) 103点

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