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ダルビッシュ有は2022シーズンの主要投手の一人! 優勝するために重要なのは…海外メディアが分析「投手陣の健康状態が最大のポイント」【海外の反応】

2022/01/19

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 スペインメディア『コン・ラス・ベース・リーナス』が、サンディエゴ・パドレスについて言及し、2022年に同球団の投手陣が優秀な成績を残せるかを分析した。パドレスのダルビッシュ有投手に関しても触れている。
 

 
 パドレスにはダルビッシュやブレイク・スネル投手といった逸材がいるが、同メディアは「2021シーズンの投手陣には今ひとつ期待できない状況だった」と指摘した。

 昨季、ダルビッシュは30試合に先発し166回1/3を投げ、8勝11敗、防御率4.22、199奪三振をマーク。序盤は開幕投手を務めるなどして活躍し、オールスター戦にも選出されたが、後半は合計3回も負傷者リスト入りした。期待されたシーズン200奪三振は達成できずにシーズンを終えている。

 パドレスは79勝83敗でナ・リーグ西地区3位という成績だったが、投手陣の平均防御率は4.10で、メジャーリーグ全球団中14位、ナ・リーグだけに限ると8位だった。唯一好材料だったのは、怪我なく好成績を残したジョー・マスグローブ投手だけだったという。

 2022シーズンに向けては「ダルビッシュ、スネル、マスグローブ、マイク・クレビンジャーがローテーションの主要投手となるだろう。一方、ディネルソン・ラメット、クリス・パダック、ニック・マルティネス、ライアン・ウェザースは、ローテーションの5番手の座を争うことになる」と、同メディアが分析している。

 優勝を狙う上で「投手陣の健康状態が最大のポイントになる。なぜなら、7月から始まった2021シーズンの大失敗の主因は、先発陣の何人かが負傷者リスト入りしたからだ」とし、選手の知名度とメジャーでの実績からすれば、ナ・リーグ西地区で十分に戦えるとの見解を示している。