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大谷翔平の活躍は良かった点の一つ!米メディアが今季のエンゼルスを分析「彼は地球上で最も優れた選手だった」【海外の反応】

2021/10/21

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 米メディア『NBCスポーツ・エッジ』がロサンゼルス・エンゼルスの今季の出来を総括し、良かった点と悪かった点をまとめた。良かった点の一つとして大谷翔平投手の活躍を挙げ「地球上で最も優れた選手だった」と絶賛している。
 

 
 主力のマイク・トラウト外野手が怪我で離脱する中で、本塁打王争いやMVP争いを繰り広げた大谷は、チームの中でも際立つ存在となった。メジャー4年目にして、“リアル二刀流”の実力を発揮し、投手としては先発23試合の出場で130回1/3を投げ、9勝2敗、防御率3.18、156奪三振を記録。打者としては本塁打ランキング3位の46本塁打、日本人選手として2007年の松井秀喜氏(ニューヨーク・ヤンキース)以来となるシーズン100打点を達成している。

 同メディアはエンゼルスの良かった点として「大谷翔平は地球上で最も優れた選手だった。46本のホームランを放ち、マウンドでは9勝2敗、防御率3.18をマークしている。ジャレッド・ウォルシュは、OPS.850、98打点を記録し、2020年にブレイクしたことがまぐれではないことを示した。ライセル・イグレシアスは、防御率2.57という素晴らしい成績を残し、試合の中で最高のクローザーの一人となった。パトリック・サンドバルはローテーションで活躍し、防御率3.62、奪三振率26%を記録したが、背中を痛めてしまった」と分析した。
 
 一方でエンゼルスの悪かった点については「地球上で最も優れた選手の一人であるマイク・トラウトは、致命的なふくらはぎの故障で残りのシーズンを棒に振ってしまい、わずか36試合にしか出場できなかった。アンソニー・レンドンは58試合に出場した後、股関節の手術を受けた。ジャスティン・アップトン、デビッド・フレッチャー、ホセ・イグレシアスの3人は、出塁率.300以下の成績に終わり、攻撃面で苦戦した。アンドリュー・ヒーニーとディラン・バンディは大きな期待外れで、ローテーションはブルペンに大きなプレッシャーを与えた」と綴っている。