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筒香嘉智、12試合ぶりの8号先制ホームラン&適時打! 移籍後成績は打率.306、OPS1.076に上昇 パイレーツは打撃戦に屈す

2021/09/21

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 ピッツバーグ・パイレーツの筒香嘉智外野手は20日(日本時間21日)、敵地で行われたシンシナティ・レッズ戦に「2番・右翼」でスタメン出場。第8号先制本塁打を含む2安打2打点の活躍を見せたが、勝利には結び付かなかった。
 

 
 12試合ぶりとなる本塁打で、チームに先制点をもたらした。

 筒香は初回1死の第1打席で、先発右腕ブラディミール・グティエレス投手と対戦。その初球、94.3マイル(約152キロ)のフォーシームを完璧に弾き返した。打球は弾丸ライナーでライトスタンドに飛び込む先制の8号ソロホームラン。この一発は打球速度107マイル(約172キロ)、飛距離375フィート(約114メートル)を計測した。
 
 さらに、3回無死一、二塁のチャンスで迎えた第2打席では、低めの78.3マイル(約126キロ)カーブを弾き返し、右中間へのタイムリーヒット。2打席連続打点を記録した。
 
 その後は右腕のリリーフ投手に対したが、空三振、一ゴロに倒れた。
 
 この日の筒香は、4打数2安打2打点1本塁打の成績。打率.306、OPS1.076(出塁率.394+長打率.682)となっている。
 
 試合は、打撃戦の様相を呈した。パイレーツは、初回に筒香とブライアン・レイノルズ外野手の連続本塁打で先制。3回にも筒香の適時打などで3点を挙げて試合の主導権を握ったが、直後に先発ディロン・ピーターズ投手が4点を失うと、5回には2番手コディ・ポンセ投手もつかまり、逆転を許した。その後もリリーフ陣がレッズ打線の勢いを止められず、5-9で敗戦。2連敗となった。