大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » ニュース » 大谷翔平、2試合連続安打も本塁打は出ず エンゼルスは激しい攻防戦の末敗戦

大谷翔平、2試合連続安打も本塁打は出ず エンゼルスは激しい攻防戦の末敗戦

2021/09/18

text By

photo

Getty Imagesy



 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地で行われたオークランド・アスレチックス戦に「3番・指名打者(DH)」で先発出場。この日は4打数1安打とヒットは打ったものの、本塁打は出ず。熾烈なトップ争いを繰り広げる本塁打ランキング首位奪還とはならなかった。
 

 
 初回、大谷は1死一塁の場面で最初の打席を迎える。相手先発コール・アービン投手が投じた3球目、真ん中低め82.3マイル(約132キロ)のスライダーを捉え、打球を右方向へ運ぶヒットを放った。得点圏に走者を進め、先制点のチャンスを演出するも、続く打者はアービンに封じられ二者残塁。この回無得点で攻撃を終えた。

 2点リードを許したエンゼルスは2回裏、先頭の6番カート・スズキ捕手のソロ本塁打で1点を返す。さらにチャンスを作り、相手失策、2番デビッド・フレッチャー内野手の2点適時打で一挙4得点を挙げ、勝ち越しに成功した。
 
 なおも2死一塁の場面で、大谷の第2打席を迎えたが、エンゼルス打線の流れを繋ぐことはできず、三飛に倒れた。
 
 主導権を握ったかに見えたエンゼルスだったが、3回に1点を失うと、6回には2失点で試合をひっくり返された。1点を追いかける形で迎えた7回表。大谷の第4打席は、継投したジェーク・ディークマン投手との対戦で、際どい外角低めの97マイル(約156キロ)の速球を見逃し、三振に倒れた。
 
 そのまま試合は進み、4-5とスコアは変わることなく、熾烈な攻防戦の末エンゼルスは破れた。
 
 この日の大谷は、4打数1安打(右安、三飛、左飛、見三振)の成績。打率.256、OPS.953(出塁率.358+長打率.953)となっている。