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筒香嘉智、二塁打で持ち前の長打力を発揮 パイレーツは接戦を制す

2021/09/18

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 ピッツバーグ・パイレーツの筒香嘉智外野手は17日(日本時間18日)、敵地で行われたマイアミ・マーリンズ戦に「2番・右翼」で先発出場。筒香は最終回に二塁打を放ち、この日も持ち味の長打力を見せた。
 

 
 筒香は相手先発エリーザ・ヘルナンデス投手と3打席対戦したが、巧みな変化球を前に、空三振、レフトフライ、ショートフライといずれも凡退。

 パイレーツは同点で迎えた6回、先頭の4番コリン・モラン内野手、5番ジェーコブ・スターリングス捕手が連続四球で出塁。捕逸で二、三塁とチャンスが広がり、続く6番コール・タッカー内野手のセンター方向への犠飛で、勝ち越しに成功した。
 
 筒香は、9回2死走者なしの場面で第5打席を迎えると、右腕ザック・トンプソン投手に対し、内角の92.3マイル(約148キロ)のフォーシームを打ち返し、左方向への二塁打で好機を演出。しかし続く3番ブライアン・レイノルズ外野手は凡退し、この回得点にはならなかった。
 
 その後、9回裏に2死一、三塁と一打サヨナラのピンチを迎えたパイレーツだったが、守護神クリス・ストラットン投手が無失点で凌ぎ、2-1でパイレーツが勝利した。
 
 この日の筒香は、5打数1安打(空三振、左飛、遊飛、空三振、左2)。移籍後の成績は、打率.289、22安打、7本塁打、19打点、OPS1.053(出塁率.382+長打率.671)となっている。筒香はこの試合でも安定した長打力を発揮し、チームは接戦を制し勝利を掴んだ。