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大谷翔平、3番起用で2本の内野安打 5戦ぶりの本塁打はならず、最終打席の故意死球で相手投手&監督が退場も

2021/09/17

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は16日(日本時間17日)、敵地で行われたシカゴ・ホワイトソックス戦に「3番・指名打者(DH)でスタメン出場。故意死球を受けるなど危ない場面もあったが、マルチ安打の活躍でチームの勝利に貢献した。
 

 
 大谷は、初回の第1打席で右腕レイナルド・ロペス投手と対戦。2ボールから95.2マイル(約153キロ)フォーシームにスイングをかけると、打球は一塁ベースに当たる内野安打となり、3試合ぶりの安打を放った。

 さらに、7点リードとなった5回無死の第3打席では、左腕ジェイス・フライ投手のカッターを打たされたが、快足を飛ばしてこの日2本目となるセカンドへの内野安打を記録。ジャレッド・ウォルシュ内野手のタイムリーで8点目のホームを踏んだ。
 
 問題のシーンは、9回2死で迎えた第5打席の場面。2ボール1ストライクから右腕マイク・ライトJr.投手の投球を右足に受けた。これが故意とみなされ、ライトJr.は退場。抗議したホワイトソックスの指揮官トニー・ラルーサ監督も同じく退場処分となり、後味の悪いゲームとなった。
 
 この日の大谷は、4打数2安打1死球(二安、空三振、二安、空三振、死球)の成績。打率.256、OPS.957(出塁率.359+長打率.598)となっている。
 
 エンゼルスは、打線が5回までに9得点を挙げると、投げては先発アレックス・コブ投手が5回無失点の好投を披露した。2番手ジュニア・ゲラ投手こそ3点を失ったが、その後はリリーフ陣も無失点リレーを見せ、9-3で快勝。2連勝を飾った。