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菊池雄星、5回8奪三振1失点の力投 今季8勝目ならずも「監督からのアドバイスが大いに役立った」

2021/09/13

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Getty Images



 シアトル・マリナーズの菊池雄星投手は12日(日本時間13日)、本拠地で行われたアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に先発登板。5回8奪三振1失点の投球内容も勝敗は付かず、チームは4-5で惜敗を喫した。米公式サイト『MLB.com』が同日、報じている。
 

 
 菊池は、立ち上がりからエンジン全開。初回1死から4者連続三振と圧巻のピッチングを披露し、2イニング続けて三者凡退とした。

 しかし3回、先頭打者に二塁打を打たれると、1死後に9番ジョシュ・バンメーター内野手へ先制の適時打を献上した。
 
 続く4回は、1死から連続安打と四球で満塁のピンチを招いたが、6番ヘンリー・ラモス外野手、7番セス・ビアー内野手を95マイル(約153キロ)超のフォーシームで連続三振。5回も得点圏に走者を背負うも決定打を許さず、この回限りでマウンドを後にした。
 
 この日の菊池は、5回(76球)を投げ、被安打6、与四死球1、奪三振8、失点1の成績。防御率4.23、WHIP1.27となっている。
 
 菊池は試合後の取材に応じ、指揮官スコット・サービス監督から「今日の結果についてはあまり心配する必要はない。積極的に攻めていってくれ」と声をかけられたと明かし、「(サービス監督の)アドバイスが大いに役立ったと思う。肩がかなり軽くなりました」と語った。