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大谷翔平、“リアル二刀流”翌日にマルチ安打&2四球 犠飛で打点トップに1差、エンゼルスは乱打戦を大逆転で制し貯金1

2021/08/20

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、敵地で行われたデトロイト・タイガース戦に「1番・指名打者(DH)」でスタメン出場。2安打 1打点2四球の活躍を見せ、チームの最大8点差をひっくり返す大逆転勝利に貢献した。
 

 
 第1打席は右飛に倒れた大谷は、大量リードを許した3回の第2打席で、先発右腕マット・マニング投手の94.8マイル(約153キロ)フォーシームを弾き返し、中安でチャンスメイク。4回2死一、二塁の第3打席では四球を選び、チャンスを拡大させたが、得点には繋がらなかった。

 6回の第4打席では、快足を飛ばして投手内野安打を記録。ジャレッド・ウォルシュ内野手の押し出し四球でホームを踏み、一挙6得点の攻撃を演出した。
 
 7回の第5打席は、この日2個目の四球。8回1死二塁の場面では第6打席を迎え、盗塁成功で三塁に走者を置くと、右腕マイケル・フルマー投手に対して8球粘って犠飛を放ち、リードを広げる今季88打点目で、トップと1差に迫った。
 
 この日の大谷は、3打数2安打1打点2四球の成績。打率.272、OPS1.015(出塁率.367+長打率.648)となっている。
 
 エンゼルスは、先発ホセ・キンタナ投手が2回途中6失点KOと大誤算。2番手アーロン・スレガース投手も失点を重ね、5回終了時点で8点のビハインドを背負った。しかし、6回に打線が6得点の猛攻を見せると、1点差まで迫った8回には、マックス・スタッシの2ランでついに逆転した。その後も得点を奪い、13-10で勝利。両軍合計30安打26得点の乱打戦を制し、3連勝で貯金1とした。