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大谷翔平、1番起用で14試合ぶりの38号2ラン! 打球速度171キロの同点弾、エンゼルスは投手陣崩壊で連敗

2021/08/12

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は11日(日本時間12日)、本拠地で行われたトロント・ブルージェイズ戦に「1番・指名打者(DH)」でスタメン出場。第2打席に第38号2ラン本塁打を放つ活躍を見せたが、チームは敗れた。
 

 
 久しぶりの一発は、本塁打ランキング2位につけるブラディミール・ゲレーロJr.内野手の目の前で放った。

 
 第1打席であわや先頭打者本塁打の強烈な打球を飛ばすも、右直に倒れた大谷。2点ビハインドの3回1死一塁の場面で第2打席を迎え、ブルージェイズ先発アレク・マノア投手が1ボール2ストライクから投じた4球目、82.9マイル(約134キロ)のスライダーを上手くすくった。打球はセンターのフェンスを越える同点2ラン本塁打。打球速度106マイル(約171キロ)、飛距離413フィート(約126メートル)の一撃でゲレーロJr.との差を3本に広げた。
 
 その後もマノアと対峙し、第3打席は空三振、第4打席は四球を選んだ。
 
 この日の大谷は、3打数1安打2打点1本塁打1四球の成績。打率.267、OPS1.016(出塁率.361+長打率.654)となっている。
 
 エンゼルスは、先制を許した直後に大谷の2ランで追いついたが、5回に先発ディラン・バンディ、2番手サム・セルマンがブルージェイズ打線につかまり、一挙5点を失った。頼みの打線も繋がりに欠け、得点は大谷の本塁打のみ。投手陣はその後も失点を重ね、最終的に2-10で2連敗を喫した。