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前田健太、トレードは「考えないように。試合に勝つことに集中」 チームは地区最下位で“売り手”の年

2021/07/29

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 ミネソタ・ツインズの前田健太投手は27日(日本時間28日)、本拠地デトロイト・タイガース戦で先発登板し、7回途中1失点の力投を披露した。試合後、前田がトレードデッドラインについて言及したと、米公式サイト『MLB.com』が報じている。
 

 
 マウンドに立った前田は初回、先頭アキル・バドゥー外野手に二塁打を打たれた。1死一、三塁のピンチを迎えたが、それでもミゲル・カブレラ内野手を遊ゴロ併殺打に仕留め窮地を脱した。その裏でミッチ・ガーバーの活躍により4点リードする。

 2回も無失点に抑えたが、3回にアキル・バドゥー外野手に本塁打を打たれた。しかし、失点はこれだけにとどめ、前田は今季5勝目の権利を得て7回途中1失点で降板。だが、9回にリリーフが同点満塁弾を浴びたことで、前田の5勝目の権利が消えている。
 
 同メディアによると、試合後にトレードデッドラインが近づいていることを問われた前田は「自分にできることは限られているので、考えないようにしています。試合に勝つことに集中し、チームに貢献するための準備をすることだけを考えています」と答えた。ツインズにおいては、ホセ・ベリオス投手にトレードの可能性が浮上している。