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メキシコ代表メンバーは新旧NPB組が強力打線を形成。3試合で計33三振と大味な面も【プレミア12スーパーラウンド】

2019/11/08

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 新旧NPB組を主軸に置いた打線、細かい継投策を用いた投手陣がかみ合いオープニングラウンド・グループAを3戦全勝で突破したメキシコ。1勝のアドバンテージを手にしてスーパーラウンドに乗り込んでくる中米の雄は侍ジャパンの強敵となりそうだ。
 
 3本の本塁打で6点を奪い、降雨コールドという形で初戦のドミニカ共和国戦を勝利で飾ると、ホームで戦う地の利も活かし、アメリカ、オランダにも快勝。3試合を通じ、チーム打率.281、4本塁打と活発だった打線の中軸に座るのは、クリスチャン・ビヤヌエバ(読売ジャイアンツ)、エフレン・ナバーロ(阪神タイガース)、マット・クラーク(元中日ドラゴンズ、オリックス・バファローズ)の新旧NPB組と、サンディエゴ・パドレス傘下の3Aエルパソで今季19本塁打を放っているエステバン・キロスだ。
 
 クラーク、ナバーロ、キロスには本塁打も飛び出し、ビヤヌエバも第2戦で先制打を放つなど主軸がきっちりと結果を出した一方で、3試合を通してチーム全体で計33三振を喫しており、粗さも同居しているようだ。
 
 投手陣に目を向けると、先発したのはエドゥアルド・ベラ、オラシオ・ラミレス、アルトゥロ・レジェスの3投手だが、それぞれ投球回数は4回、3回、3回となっており、継投がカギを握る。このオープニングラウンドでは展開に余裕があったこともあり、登録14投手全員が登板を経験している。
 
 今年3月の侍ジャパンとの強化試合では1勝1敗。両チームとも当時とは大きくメンバーは変わってはいるが、主戦捕手のアリ・ソリスら複数の強化試合経験プレーヤーもおり、NPB経験組を含め、日本を知るプレーヤーが少なくないのは強みになるだろう。
 
 第1回大会では3位決定戦で侍ジャパンに敗れて4位に終わった。WBCなど国際大会では好チームを作りながらも常に脇役的な存在に甘んじてきたメキシコ。今大会はひと味違った姿を見せられるか。
 
 
■オープニングラウンド成績(グループA)
11月2日 メキシコ 6-1 ドミニカ共和国(6回降雨コールド)
11月3日 アメリカ 2-8 メキシコ
11月4日 メキシコ 10-2 オランダ

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