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早実・清宮の四球が土壇場の同点劇演出!明徳義塾とのV候補対決制す【第89回センバツ】

2017/03/24

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 第89回選抜高校野球大会第4日目が23日、甲子園で行われ、2試合目に明徳義塾(高知)と早稲田実業(東京)が対戦。早稲田実業が5-4で勝利を収め、2回戦に進出した。
 
 早実の主将で今年のドラフト目玉の清宮幸太郎は、3番・一塁でスタメン出場。
 
 試合は初回から動く。先攻の早稲田実業は2死から清宮がセンター前ヒットで出塁したが後続が凡退し無得点。直後の明徳義塾の攻撃は、先頭の田中闘内野手がレフトフライに倒れたものの、続く中坪将麻外野手が四球、西浦颯大がライト前ヒット、谷合悠斗も四球を選んで1死満塁のチャンスを作る。すると2死後に6番・今井涼介内野手のレフト前タイムリーヒット、7番・近本攻生内野手のライトへのタイムリーツーベースヒットが飛び出し、幸先よく3点を先制した。
 
 その後、早稲田実業は2回に1点を返したが、試合はそのまま終盤へと進む。
 
 7回、早稲田実業は先頭の雪山幹太捕手が四球で出塁。2死とされたが、9番・野田優人がセンターへのタイムリースリーベースヒットを放ち、1点を返して1点差と詰め寄った。しかし、明徳義塾も8回に4番・谷合悠斗外野手がソロホームランを放ち再び2点差とした。
 
 追い詰めらた早稲田実業の9回の攻撃は、先頭の7番・橘内俊治内野手がツーベースヒットで出塁。続く代打の成田璃央はライト前ヒットを放ち、無死一、三塁とチャンスを広げた。そして野田の内野ゴロの間に1点を返すと、再び2死一、二塁とチャンスになったところで打席には清宮。ここまで4打数1安打の清宮は、カウント3-1からのストレートを見極め四球を選んで満塁。4番の野村大樹内野手も四球で押し出しとなり、ついに同点に追いついた。
 
 延長10回、早稲田実業は1死から橘内がレフトへのツーベースヒット。2死三塁となって、この日3打点を挙げている野田がセンターへ勝ち越しタイムリーヒットを放ち、チームはこの試合初めてリードを奪った。その裏の明徳義塾の攻撃を、3番手でマウンドに上がった石井豪投手が締めて試合終了。
 
 優勝候補同士の対決は、早稲田実業が辛くも勝利。清宮はこの試合4打数1安打1四球だった。敗れた明徳義塾は、先発の北本佑斗投手が10回162球を投げ抜いたが、リードを守り切れなかった。
 
 早稲田実業は、27日の第2試合で東海大福岡(福岡)と対戦する。