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有力校が続々敗退 昨夏V校・センバツ王者も散った準々決勝【夏の甲子園2025】

2025/08/19 NEW

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阪神甲子園球場

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 第107回全国高等学校野球選手権大会は19日、大会13日目を終えてベスト4が出揃いました。準々決勝では、センバツ王者の横浜(神奈川)と昨夏の覇者・京都国際(京都)が姿を消すなど、激動の1日となった。

 

京都国際、夏連覇ならず

 
 第1試合では、昨夏の覇者・京都国際が山梨学院(山梨)と対戦。初回に幸先よく先制するも、2回に一挙5点を失い、試合の主導権を奪われた。その後も失点を重ねた京都国際は、エース・西村一毅が9失点を喫するなど苦戦。4-11で敗れ、夏連覇の夢は準々決勝で潰えた。
 

関東第一も準々決勝で敗退

 
 第2試合では、昨夏の準優勝校である関東第一(東東京)が、日大三(西東京)との東京対決に臨んだ。試合は、中盤から点を取り合う展開に。しかし、3-5で惜しくも敗れ、悲願の初優勝には届かなかった。
 

 

横浜、延長戦の末に敗れる

 
 第3試合の横浜と県岐阜商(岐阜)の試合は、まさに死闘となった。序盤は県岐阜商がリードするも、終盤に横浜が意地を見せて同点に追いついた。試合は延長11回までもつれ、県岐阜商が8-7でサヨナラ勝ちを収めた。2度目の春夏連覇を目指した横浜は、偉業達成を逃す形となった。
 

春の近畿王者が惜敗

 
 第4試合では、沖縄尚学(沖縄)と東洋大姫路(兵庫)が激突。試合は両投手陣が踏ん張り、1点差の好ゲームとなった。試合は東洋大姫路打線を抑えた沖縄尚学が2-1で制し、夏の甲子園初のベスト4進出。春の近畿王者も、ベスト8で姿を消した。
 
 準決勝に残ったのは山梨学院、日大三、県岐阜商、そして沖縄尚学の4校。 夏の王者を決める戦いは、いよいよ佳境を迎える。

 

 
【了】



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