甲子園の“常連校”だが…聖地でまさかの初戦敗退となった強豪6校
2025/08/19 NEW
産経新聞社
神村学園(鹿児島)
2年連続で全国4強入りし、今大会も上位進出が期待されていた神村学園。しかしながら、鬼門と言われる49番目の登場となり、初戦敗退を喫した。
昨秋は九州大会の初戦で敗れて選抜甲子園出場を逃したが、今春は九州大会を制覇。鹿児島県内では無双状態となっており、県内45連勝で3年連続8回目となる夏の甲子園出場を決めた。
今大会は出場49校の中で、最後の登場に。開幕から1週間近く待たされ、対戦相手は甲子園で1勝して勢いに乗る。近年は49番目に登場するチームが苦戦を強いられている。
創成館(長崎)との九州対決となった神村学園の初戦は、相手先発の変則右腕・奥田晴也の前に6回までノーヒット。先発の早瀬朔は6回まで無失点と粘りの投球を見せたが、7回に先制点を献上。
9回には3番・今岡拓夢があわやフェンスオーバーの大飛球を放ったが、一歩及ばず、0対1で完封負けを喫した。
近年は聖地でも優れた結果を残して神村学園だが、49番目の難しさを痛感する結果となった。
【了】