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甲子園の“常連校”だが…聖地でまさかの初戦敗退となった強豪6校

2025/08/19 NEW

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産経新聞社



天理(奈良)

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 夏は2度の全国制覇、30度の甲子園出場を誇る全国屈指の名門・天理だが、今大会は初戦で姿を消すことになった。
 
 2023年以降の2年間はライバルの智弁学園に後塵を拝し、甲子園から遠ざかっていたが、昨秋は智弁学園を下し、奈良県大会を優勝。
 

 
 近畿大会ではベスト4に進出し、今春の選抜甲子園に出場。だが、聖地では山梨学院(山梨)に1対5で敗れ、1回戦敗退となった。
 
 それでも、今夏の奈良県大会は決勝戦で智弁学園を3対2で破り、再び甲子園に舞い戻った。プロ注目の遊撃手・赤埴幸輝や奈良県大会で4本塁打を放った冨田祥太郎など、強力打線が光り、上位進出が予想された。
 
 鳴門(徳島)との初戦は、初回に2点を先制するなど、幸先の良いスタートを切ったが、5回に逆転を許した。2年生右腕・長尾亮大がロングリリーフで好投を見せたものの、あと一歩及ばず。4対5と接戦を落とした。
 
 今年は春夏連続で聖地の土を踏んだが、選抜甲子園に続いて初戦敗退となった天理。来年以降のリベンジに期待がかかる。

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