多角的な視点で発信する野球専門メディアベースボールチャンネル


開星、島根県勢初の快挙なるか?鳴門、綾羽も節目の勝利へ

2025/08/13 NEW

text By

photo

Getty Images



阪神甲子園球場

夏の甲子園 高校野球 最新情報(最新ニュース)

 第107回全国高等学校野球選手権大会は14日、大会9日目を迎える。この日に登場する開星(島根)、鳴門(徳島)、綾羽(滋賀)の3校は、勝利を手にすれば、それぞれが「節目」の記録を達成する。

 
 島根代表の開星は、大会9日目の第1試合で仙台育英(宮城)と対戦する。両校は2010年夏の甲子園1回戦で対戦しており、その時は仙台育英が6-5で勝利を収めている。
 
 島根県勢は歴史的に甲子園で苦戦してきたが、昨夏は大社がベスト8まで勝ち進む旋風を巻き起こした。
 

 
 開星がこの試合に勝利すれば、島根県勢史上初の「夏2年連続2勝」という快挙達成となる。因縁の相手を倒し、新たな歴史を刻むことができるか注目だ。
 
 第2試合で沖縄尚学(沖縄)と対戦する鳴門は、勝利すれば春夏通算30勝に到達する。また、第3試合で選抜王者・横浜(神奈川)に挑む綾羽も、勝利すれば滋賀県勢春夏通算70勝という節目を迎える。
 
 新たな記録が生まれるのか。大会9日目も目が離せない。

 

 
【了】