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北信越勢、3回戦進出ならず…大会8日目で全5校が姿を消す

2025/08/13 NEW

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阪神甲子園球場

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 第107回全国高等学校野球選手権大会は13日、阪神甲子園球場で大会8日目を終えた。第2試合では中越(新潟)が関東第一(東東京)に1-6で敗れて初戦敗退。大会8日目で、北信越勢の全代表校が姿を消した。

 
 今大会の北信越勢は、中越(新潟)、松商学園(長野)、未来富山(富山)、小松大谷(石川)、敦賀気比(福井)が、それぞれ代表校として出場した。
 
 開幕戦で創成館(長崎)と対戦した小松大谷は、初回に幸先良く先制。しかし、序盤に逆転を許し、中盤以降は創成館のエース・森下翔太を捉えることができず、1-3の惜敗となった。
 

 
 大会4日目には、敦賀気比が優勝候補の横浜(神奈川)と激突するも、序盤から試合を優位に進められ、0-5の完封負けを喫した。
 
 初出場の未来富山は、大会6日目に高川学園(山口)と対戦。だが、エース左腕・江藤蓮がまさかの打ち込まれる展開となり、5-8で敗れた。
 
 大会7日目に出場した松商学園は、岡山学芸館(岡山)のエース・青中陽希を前に、0-3で敗戦。そして本日、最後の北信越勢となった中越が、守備の乱れもあり関東第一(東東京)に1-6で敗れた。
 
 中越が敗退し、北信越勢は3回戦を迎える前に、全代表校が姿を消した。昨夏の甲子園は新潟産大付(新潟)が花咲徳栄(埼玉)を撃破、小松大谷が大阪桐蔭(大阪)を破る試合があったが、今大会は厳しい結果となった。

 

 
【了】