甲子園で鮮烈デビュー!「スーパー1年生」と呼ばれたプロ野球選手6人。聖地で輝いたスター候補たち
2025/08/13 NEW
産経新聞社
菊池雄星
・投打:左投左打
・身長/体重:184cm/100kg
・生年月日:1991年6月17日
・経歴:花巻東高
・ドラフト:2009年ドラフト1位
高校1年生の段階から力強いストレートを投げていた菊池雄星。当時背負っていた背番号「17」は、後に大谷翔平らも着用する「出世背番号」となった。
強豪校で1年時からベンチ入りした菊池は、1年夏の甲子園、新潟明訓高との試合で5回からリリーフ登板。9回まで投げ切って1失点の好投を見せたが、チームは0-1で敗れた。
それでも、同試合で最速145キロのストレートをマーク。1年生左腕としては並外れた球速だけに、将来を嘱望される存在に。高校3年春には準優勝を成し遂げた。
最後の夏は怪我の影響で苦しんだが、スカウトからの評価は高く、2009年ドラフト会議では6球団から1位指名を受け、埼玉西武ライオンズに入団。
2013年に9勝を挙げてブレイクすると、2017年は16勝をマークし最多勝のタイトルを獲得。日本を代表するエース左腕に成長した。
2019年にポスティングシステムによるメジャー挑戦を実現させ、今もなお海の向こうで腕を振り続けている。
【了】