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スカウトも熱視線?2025年夏の甲子園の注目野手6人。将来のスター候補たち

2025/08/12 NEW

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産経新聞社



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高校野球 夏の甲子園 最新情報

 いよいよ開幕した第107回全国高等学校野球選手権大会。今年もプロ注目の選手が甲子園に集結し、夏の頂点をかけた熱い戦いが繰り広げられている。プロを目指す選手にとって、甲子園は貴重なアピールの機会と言えるだろう。今回は、2025年夏の甲子園で注目されている野手を紹介したい。

 

古城大翔

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 読売ジャイアンツでプレーした古城茂幸を父に持つ古城大翔。期待が大きい選手だけに、今年は甲子園でアーチを描きたいところだ。
 
 岩手の強豪・花巻東高で背番号「17」を獲得。大谷翔平(現:ドジャース)が着用した背番号を1年時からつけ、さらに4番を任されていた。
 

 
 昨夏は甲子園に出場し、初戦の滋賀学園高(滋賀)との試合で2安打を記録。ただ、チームは0-5で敗れた。また、今年の岩手大会は18年ぶりとなるノーシードからの戦いを強いられた。
 
 さらに古城自身は春に足を負傷し、万全ではない状態で夏を迎えていた。それでも岩手大会を通して、打率5割超えのバッティングを披露。ノーシードから岩手の頂点にたどり着いた。
 
 今夏の甲子園は古城にとって3度目。初戦は今春選抜で準優勝した智弁和歌山高だったが、チームは4-1で勝利。古城は「4番・一塁」でスタメン出場し、1安打1打点をマークした。
 
 岩手県勢初の全国制覇に向け、古城のさらなる活躍が期待される。

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