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【結果速報】横浜、敦賀気比に完封勝ちで2回戦進出! 雨で約1時間中断も…春夏連覇へ好発進【夏の甲子園2025】

2025/08/08 NEW

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阪神甲子園球場

夏の甲子園 高校野球 最新情報(最新ニュース)

 第107回全国高等学校野球選手権大会は8日、阪神甲子園球場で大会4日目を迎え、第3試合で横浜(神奈川)と敦賀気比(福井)が対戦。雨の影響で約1時間の中断を挟んだゲームは横浜が5-0で快勝し、2回戦進出。27年ぶりの春夏連覇へ向けて好発進した。

 横浜は2年生右腕の織田翔希、敦賀気比は背番号「6」の岡部飛雄馬が先発マウンド。試合は初回からいきなり動きを見せた。
 
 横浜は1回裏、四球と二塁打で無死二、三塁のチャンスを作ると、3番・阿部葉太の一ゴロの間に三走が生還。さらに、4番・奥村頼人が犠飛を打ち上げ、幸先良く2点を先制した。
 

 
 さらに2回、2死一塁の場面で9番・織田がセンターオーバーの適時三塁打。自らのバットで追加点を挙げると、続く1番・奥村凌大にもタイムリーツーベースが飛び出し、さらに点差を広げた。
 
 4回裏、横浜が無死一、二塁とした後に雨の影響で試合が中断。約1時間後に再開した。犠打でそれぞれ走者を進め、2番・為永皓の適時打で5点目を奪った。
 
 反撃したい敦賀気比は5回、相手のエラーと安打、四球で1死満塁の絶好機。3番・長谷川陽竜の左飛で三塁走者が本塁を狙ったが、横浜の左翼手・奥村頼の好返球に阻まれ、得点はならなかった。
 
 横浜の先発・織田は、150キロに迫る速球を軸にスライダー、カーブ、チェンジアップなどを投げ分け、敦賀気比打線を相手に凡打の山を築いた。最後までマウンドを譲らず、9回7安打完封勝利。チームを2回戦進出に導いた。
 
 勝利した横浜の次戦は、大会9日目・第3試合。高知中央(高知)対綾羽(滋賀)の勝者と対戦する。

 

 
【了】



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