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鳴門の2年生・”怪物スラッガー”が4安打1打点!執念のヘッドスライディングも見せる

2025/08/06 NEW

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産経新聞社



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 第107回全国高等学校野球選手権は6日、阪神甲子園球場で第2日目を迎え、第4試合で鳴門(徳島)と天理(奈良)が対戦。同試合は鳴門が5-4で天理に勝利し、2回戦進出を決めた。鳴門の2年生の4番・稲山壮真は4打数4安打1打点の活躍を見せた。

 
 鳴門は今大会から背番号「1」を背負っている右腕・橋本朋來が先発。しかし、立ち上がりを攻められて初回に2点を失うと、2回にも適時打を浴びて1失点。0-3とリードを許す。
 
 しかし、鳴門は2回に2死一、三塁のチャンスを作ると、8番・西村真翔のタイムリーヒットで1点。4回には無死一塁の場面で、先発の橋本が自らを援護する2点本塁打を放ち、同点に追いついた。
 
 5回には、2死一、三塁のチャンスで4番・稲山壮真の適時打で勝ち越し。6回には9番・小川大翔の適時打で追加点を挙げた。
 
 中盤から流れを掴んだ鳴門が、見事に5-4で逆転勝ちを収めた。
 
 この試合で一際目立つ活躍を見せたのが、2年生ながら4番に座る稲山だ。2回に反撃のきっかけとなる二塁打を放つと、4回にも先頭打者として中安打をマーク。
 
 5回には勝ち越しとなる適時打を放つと、7回にはユニフォームが破れるほどのヘッドスライディングを見せて二塁打をマークした。
 
 この試合で”怪物級”の活躍を見せた2年生の稲山。今後の活躍が楽しみな選手だ。

 

 

 

 
【了】



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