宮崎商、無念のサヨナラ負けで初戦敗退……宮崎県勢は令和の甲子園で未だ”0勝”
2025/08/06 NEW
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第107回全国高等学校野球選手権は6日、阪神甲子園球場で第2日目を迎え、第2試合で開星(島根)と宮崎商(宮崎)が対戦。宮崎県勢として令和初勝利を狙った宮崎商だったが、延長タイブレークの末に惜しくも5-6で敗れた。
宮崎商は2回、先発の永友琉生が4本の安打を浴びて3点を失った。それでも、打線は4回に3本のタイムリーヒットで3点を挙げ、同点に追いついた。
しかし、7回に2番手の日高有希也が2死一、三塁のピンチを招くと、5番・松本七斗に勝ち越し打を浴びた。8回にも1点を追加され、試合は苦しい展開となった。
そんな中、宮崎商は9回に無死一塁の場面を迎えると、2番・日高佳利のタイムリースリーベースで1点差に。さらに1死三塁で4番・水谷友哉の適時打で、土壇場で同点に追いつき、タイブレークに持ち込んだ。
しかし、宮崎商は延長10回、痛恨の無得点に終わる。その裏、無死満塁の場面で1番・前田翔太がサヨナラ犠飛を放ち、昨夏に続いて2年連続の初戦敗退となった。
これで宮崎県勢は、2018年に日南学園が勝利したのを最後に、6大会連続で夏の甲子園は初戦敗退。令和に入ってからは、未だに勝利がない。
選抜でも2010年を最後に勝利から遠ざかっており、全国の舞台で低迷が続いている。
【了】