“番狂わせ”だった…?夏の甲子園出場を決めた注目の6校。超強豪校を撃破した高校は?
2025/08/05 NEW
産経新聞社
東大阪大柏原(大阪)
大阪府大会の決勝戦で大阪桐蔭を破り、2011年夏以来2度目の甲子園出場を果たしたのが、東大阪大柏原だ。
前回の甲子園出場時には、石川慎吾(現:ロッテ)を擁し、聖地で1勝を挙げた。以降は甲子園から遠ざかり、近年の大阪府は大阪桐蔭と履正社の2強の様相を呈していた。
昨秋の大阪府大会は大阪学院大に1対9で敗れ、5回戦敗退。今春も準々決勝で履正社に0対4の完封負けを喫するなど、強豪校に上位進出を阻まれていた。
それでも、今夏の大阪府大会は順当に勝ち上がり、準決勝は延長10回タイブレークの末、東海大大阪仰星に勝利。
決勝戦の大阪桐蔭戦では、序盤から4点を先行。7回に4点を奪われて同点に追いつかれたが、延長10回タイブレークの激戦をものにし、14年ぶりの甲子園出場を決めた。
地方大会では、準々決勝から決勝戦まで3試合連続で1点差勝利。大阪府大会で見せた粘り強さを甲子園の舞台でも発揮したいところだ。