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“番狂わせ”だった…?夏の甲子園出場を決めた注目の6校。超強豪校を撃破した高校は?

2025/08/05 NEW

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産経新聞社



未来富山(富山)

 
 創部8年目にして、春夏通じて初の甲子園出場を果たした未来富山。富山県の通信制高校では、初めての甲子園出場となった。
 
 2018年に開校し、昨夏の富山県大会では準決勝に進出するなど、存在感を示していた未来富山。だが、昨秋の富山県大会は3回戦敗退。今春も3回戦で高岡商に敗れ、今夏はノーシードとなっていた。
 

 
 それでも今夏は、4試合連続でコールド勝利を収め、準決勝に進出。準決勝は今春の北信越大会優勝の富山第一を相手に6対1と快勝した。
 
 決勝戦は春夏合わせて27回の甲子園出場を誇る高岡商との対戦となったが、3回に一挙6点を奪うなど、乱打戦を展開。最終的に13対7で勝利し、聖地への切符を掴んだ。
 
 高校日本代表候補の最速145キロ左腕・江藤蓮をはじめ、富山大会で打率6割超をマークした2年生捕手の中込大など、注目選手も多い。初の甲子園となるが、戦いぶりに期待が寄せられている。

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