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“番狂わせ”だった…?夏の甲子園出場を決めた注目の6校。超強豪校を撃破した高校は?

2025/08/05 NEW

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産経新聞社



弘前学院聖愛(青森)

 
 青森県の甲子園常連校である青森山田、八戸学院光星を立て続けに破り、4年ぶり3度目の甲子園出場を決めた弘前学院聖愛。特に決勝戦は、9回に一挙5点を奪う大逆転劇を演じた。
 

 
 2001年に創部した弘前学院聖愛は、これまでに2013年、2021年に夏の甲子園へ出場。昨夏の青森県大会も決勝戦に進出するなど、力を付けてきた。
 
 昨秋の青森県大会は準決勝で青森山田に敗れ、県3位に。東北大会は初戦で仙台育英(宮城)に完封負けし、春の甲子園出場はならず。今春も準決勝で青森山田に屈し、強豪校に上位進出を阻まれていた。
 
 それでも、今夏の青森県大会は初戦から2試合連続コールド勝利で勝ち上がると、準々決勝では八戸工大一に3対2で勝利。準決勝は2度敗れていた青森山田に3対2で白星を掴み、リベンジに成功した。
 
 八戸学院光星との決勝戦では、2点ビハインドの9回表にビッグイニングを作って逆転。最終的に6対5で勝利し、聖地への切符を掴んだ。
 
 甲子園での勝利は2013年夏から遠ざかっているだけに、まずは久しぶりの聖地1勝を掴みたい。

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