“番狂わせ”だった…?夏の甲子園出場を決めた注目の6校。超強豪校を撃破した高校は?
2025/08/05 NEW
産経新聞社

高校野球 夏の甲子園 最新情報
8月5日に開幕を迎えた第107回全国高等学校野球選手権大会。出場全49校が夏・王者をかけて熱戦を繰り広げる。今年も地方大会では多くの波乱が起きたが、裏を返せば、下馬評の高い高校に勝つことが不可欠と言えるだろう。そこで今回は、強豪校を倒して甲子園出場を決めた学校を紹介したい。
叡明(埼玉)
浦和学院や花咲徳栄など、甲子園常連校が早々に姿を消すなど、波乱が多かった今夏の埼玉県大会。その中で、叡明が春夏通じて初めて甲子園出場を掴んだ。
昨秋の埼玉県大会は3回戦で敗退となったが、今春は準優勝の好成績。初めての出場となった関東大会は、山梨学院(山梨)に初戦負けを喫したが、延長10回タイブレークの熱戦を演じた。
シードで迎えた今夏の埼玉県大会は、初戦から4試合連続コールド勝利で勝ち進み、準々決勝では甲子園出場経験のある聖望学園を相手に8対1と快勝。
山村学園との準決勝は、延長11回までもつれ、12対8で激戦を制した。決勝戦は5対2で昌平に勝利。越谷市の高校が甲子園に出場するのは、1995年の越谷西以来となる快挙となった。
投手陣は田口遼平、増渕隼人の2枚看板を擁し、打線は埼玉県大会7試合で63得点と強力。初出場となるが、甲子園での勝ち上がりが期待されている。