まさかの”大波乱”…甲子園出場を逃した超強豪6校。聖地に届かなかった常連校は?
2025/08/05 NEW
産経新聞社
エナジック(沖縄)
創部4年目にして今春の選抜甲子園に出場し、“ノーサイン野球”で甲子園を沸かせたエナジック。春夏連続出場が期待されたが、沖縄県大会の決勝戦で涙を飲んだ。
昨秋は沖縄県大会、九州大会ともに決勝戦で沖縄尚学に敗れたが、準優勝の好成績。初の甲子園出場となった今春の選抜甲子園では、初戦で至学館(愛知)に8対0と快勝。
2回戦で智弁和歌山(和歌山)に4対9で敗れたが、1番打者のイーマン琉海を中心に、持ち味の機動力で大きなインパクトを残した。
昨春に行われた九州大会では2勝するなど、高い実力を発揮。今夏も沖縄県大会の決勝まで順当に勝ち上がった。
しかし、沖縄尚学との決勝戦は初回に先制点を挙げるも、以降は最速150キロを誇る相手左腕・末吉良丞の前に得点を奪えず。試合終盤に突き放され、最終的に1対9で黒星を喫した。
昨夏も沖縄県大会の決勝で興南に敗れており、2年連続で夏の甲子園出場まであと一歩及ばず。また、今チームは沖縄尚学に3度土をつけられるなど、難敵の壁を超えることができなった。