夏の甲子園の“有力候補”が…地方大会でまさかの初戦敗退を喫した6校
2025/08/01 NEW
産経新聞社
上宮(大阪)
黒田博樹(元:広島)や元木大介(元:巨人)ら多数のプロ野球選手を輩出し、1993年春の甲子園では優勝した実績を持つ古豪・上宮。昨夏の大阪府大会では8強入りするなど、近年も高い実力を示していたが、今夏はまさかの初戦敗退となった。
昨秋の大阪府大会は3回戦で東大阪大柏原に、今春は4回戦で履正社に敗れ、2季連続で強豪校に屈した。
それでも、秋、春ともに初戦は2桁得点を挙げて快勝するなど、持ち味を発揮していた。
今夏は1回戦から甲子園出場経験のある近大泉州との対戦に。2点を先行され、9回裏に土壇場で同点に追いついたが、タイブレークの末に3対6で敗れる結果となった。
1997年の春以降、甲子園出場から遠ざかっている上宮。大阪桐蔭や履正社など全国屈指の強豪校が多い大阪府で、再び甲子園出場を成し遂げられるか、来年以降の戦いにも注目が集まる。