夏の甲子園の“有力候補”が…地方大会でまさかの初戦敗退を喫した6校
2025/08/01 NEW
産経新聞社

高校野球 夏の甲子園 最新情報
8月5日に開幕を迎える第107回全国高等学校野球選手権大会に出場する全49代表が出揃った。今年も甲子園出場をかけて、全国各地で熱戦が繰り広げられた。下馬評の高い実力校でも初戦の入りは難しく、2025年も初戦敗退となる強豪校も少なくなかった。そこで今回は、地方大会の初戦で姿を消した強豪校を紹介したい。
国学院久我山(西東京)
春夏合わせて7回の甲子園出場経験を持ち、2022年春の甲子園では4強入りした国学院久我山。今春の東京都大会では8強入りし、今夏のシード権を獲得していたが、初戦で涙を飲む結果となった。
昨秋の東京都大会は、3回戦で淑徳に敗れたものの、初戦から強豪の東海大菅生に勝利するなど、地力の高さを示した。
今春の東京都大会は初戦から3試合連続コールド勝利を挙げ、ベスト8に進出。準々決勝で優勝した東亜学園に屈したが、3対5と善戦した。
今夏の西東京大会は第3シードとなり、3回戦から登場。しかし、国士舘との初戦は延長10回タイブレークまでもつれ、1対2でサヨナラ負けを喫した。まさかの黒星となり、2010年大会以来の初戦敗退となった。
一方、国学院久我山に勝利した国士舘は勢いに乗り、日大鶴ケ丘や早稲田実に勝利するなど、準決勝まで駒を進めた。今大会は火付け役となってしまったが、今秋以降のリベンジに期待がかかる。