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まさに“スーパー1年生”…大学野球、早くもリーグ戦デビューしたU-18侍J戦士6人

2024/05/10

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産経新聞社



中央大学・東恩納蒼(左)と慶応義塾大学・丸田湊斗

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 昨年の侍ジャパンU18高校日本代表メンバーが、次のステージで躍動している。代表20人のうちソフトバンク・前田悠伍投手、阪神・山田脩也内野手ら5人がNPB入りする中、12人が大学進学を決めた。今回は、春季リーグ戦で早くもブレイクの兆しを見せている選手を厳選し、紹介する。(成績は4月26日時点)

 

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安田虎汰郎(日大三→早稲田大)

早稲田大・安田虎汰郎

 
 日大三のエースとして3年夏の甲子園で活躍した右腕。「魔球」と称されるチェンジアップを武器に持つ。
 
 U18W杯でも3試合に登板し、台湾戦で1回3分の2を投げて4奪三振無失点に抑えるなど世界相手にも力投した。
 

 
 大学は、狭き門であるアスリート選抜入試で早稲田大に進学。リーグ戦では早速ブルペンに入っている。立教大との開幕戦では、1-1の8回に救援登板。先頭打者に四球を与えたものの後続を断ち切ると、その裏打線が得点を奪い、勝利投手になった。
 
 1年生の春季リーグ初戦勝利は、2007年の斎藤佑樹(元・日本ハム)以来、17年ぶりの快挙だった。さらに、2日後の3回戦でも救援して1回無失点と好投し、再び勝利投手に。開幕から同一カードで2連勝するのは、斎藤でも成し遂げられなかった偉業だ。
 
 大学で最高のスタートを切った安田。同じくアスリート選抜入試で進学した高橋煌稀投手、尾形樹人捕手(ともに仙台育英)はU18でともに戦った選手で、しのぎを削る右腕・高橋も開幕戦からリーグ戦デビューを果たしている。