大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



Home » ニュース » 【結果速報】慶応義塾、土浦日大降し103年ぶりの決勝進出! 2年生エース・小宅雅己が完封勝利【夏の甲子園2023】

【結果速報】慶応義塾、土浦日大降し103年ぶりの決勝進出! 2年生エース・小宅雅己が完封勝利【夏の甲子園2023】

2023/08/21

text By



夏の甲子園 高校野球 最新情報(最新ニュース)

<準決勝 第2試合 慶応 2―0 土浦日大>(21日、阪神甲子園球場)

 

 
 第105回全国高等学校野球選手権記念大会は21日、阪神甲子園球場で第13日を迎え、準決勝・第2試合で慶応(神奈川)と土浦日大(茨城)が対戦。慶応が2-0と緊迫の投手戦を制し、実に103年ぶりとなる決勝進出を決めた。
 
 慶応は2年生エースの小宅雅己、土浦日大は背番号「10」の右腕・伊藤彩斗が先発。初回はともに走者を出したが、無失点で立ち上がった。
 

 
 慶応は2回、1死から7番・福井直睦が左安で出塁すると、犠打で走者を送り、8番・小宅がセンターへのタイムリーツーベース。自らのバットで先制点を生み出した。
 
 続く3回、守る土浦日大は2死三塁の場面で、エース左腕の藤本士生に継投。今大会絶好調の5番。延末藍太を右飛に打ち取り、ピンチを脱出。その後も慶応・小宅、土浦日大・藤本の好投が続き、1点差のまま5回終了後のクーリングタイムに突入した。
 
 6回、再三の好機を作っている慶応は、先頭の6番・渡辺憩がフェンス直撃の二塁打で出塁し、次打者の犠打でこの回も1死三塁のチャンス。8番・大村昊澄は粘って右翼への適時打を放ち、貴重な追加点を挙げた。
 
 土浦日大は7回、2死三塁と反撃のチャンスを作るも、あと1本が出ず。慶応もその裏、1死三塁としたが、スクイズ失敗で無得点。両校エースの粘りのピッチングも光り、2点差のまま最終回の攻防を迎えた。
 
 後がない土浦日大だったが、9回の攻撃も無得点に終わり、試合終了。慶応は、小宅の完封勝利で仙台育英(宮城)との決勝戦へ駒を進めた。

 

 
【了】