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夏の栄冠に輝くのは? 甲子園の優勝候補に挙がる5校。下馬評の高い強豪校たち

2023/08/05

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産経新聞社



夏の栄冠に輝くのは? 甲子園の優勝候補に挙がる5校

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 第105回全国高等学校野球選手権記念大会が、8月6日に開幕。強豪校の敗退など、さまざまな話題があった地方大会を勝ち抜いた49チームが夏の頂点を目指し、熱い戦いを繰り広げる。今回は、優勝候補の筆頭と称される5校について、それぞれの注目選手などを含めつつ紹介したい。

 

 

仙台育英(宮城県代表)

2023甲子園・仙台育英
夏の甲子園出場回数:30回
主なOB:上林誠知(ソフトバンク)、平沢大河(ロッテ)、郡司裕也(日本ハム)

 
 昨年夏、東北勢初の優勝を成し遂げた仙台育英。やはり今年も優勝候補の筆頭に名乗りを上げている。
 
 仙台育英は宮城県屈指の強豪校として、夏の甲子園にこれまで30回出場。2015年の夏、平沢大河や郡司裕也といったメンバーを要し、決勝戦までたどり着いた。しかし、最後は小笠原慎之介(現:中日)を擁した東海大相模(神奈川)に敗れ、準優勝となった。
 

 
 昨年は140キロクインテットと呼ばれた投手陣をうまく使い分け、決勝戦では下関国際(山口)を破り悲願の初優勝。複数投手をバランスよく使う戦術は、これからの高校野球を先取りするものとなった。
 
 今年の宮城県大会でも圧倒的な投手力を武器に勝ち進み、5試合トータルの防御率は0.23。継投の重要性が増している現代の高校野球において、ピッチャー陣の戦力は頭一つ抜けている状態だ。高橋煌稀、湯田統真、仁田陽翔という150キロトリオを中心に、今年も夏の頂を狙いにいく。

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