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“聖地”で輝いた…夏の甲子園2022、大会ベストナインを独自選出!|第104回全国高校野球選手権大会

2022/08/22

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産経新聞社



一塁手部門:岩崎生弥(仙台育英)


5試合、打率.357(14打数5安打)、1本塁打、10打点、OPS1.016(出塁率.444+長打率.571)
 
 大舞台で輝きを放った仙台育英・岩崎。宮城県大会ではメンバー外となっていたが、甲子園では背番号「14」でベンチ入りを果たした。代打起用された初戦の鳥取商戦から2点タイムリーが飛び出すと、次戦も途中出場ながら決勝犠飛を含む2打点をマーク。準々決勝・愛工大名電戦からスタメンを勝ち取った。迎えた下関国際との決勝戦、3点リードの終盤に好投手・仲井慎から値千金の満塁本塁打。試合を決定づける一発で、東北勢の悲願「白河の関越え」に導いた。
 
 岩崎以外にも、賀谷勇斗(下関国際)、山田空暉(愛工大名電)、1年生スラッガー・片井海斗(二松学舎大付)などが持ち前の強打を見せつけた。

二塁手部門:森凛琥(下関国際)


5試合、打率.500(16打数8安打)、6打点、2盗塁、OPS1.141(出塁率.579+長打率.563)
 
 攻守に堅実なプレーが光った下関国際・森。全5試合に「7番・三塁」で先発出場したが、遊撃・仲井慎の登板時には二塁を守った。打撃では下位ながら打率.500(16打数8安打)、6打点の好成績で打線の潤滑油に。準決勝・近江戦では値千金の決勝2点タイムリーツーベース、仙台育英との決勝戦でもチーム唯一の複数安打を記録した。
 

 
 その他にも、秋元響(仙台育英)、高中一樹(聖光学院)、市橋昂士(愛工大名電)らが実力を発揮していた。

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