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今年こそ「白河の関越え」なるか…東北勢が甲子園の決勝で敗れた9度の夏を振り返る【高校野球】

2022/08/19

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産経新聞社



高校野球 甲子園最新情報

 20日に準決勝を迎える第104回全国高等学校野球選手権大会。今大会は東北勢の躍進が目立つ。東北の代表校6校のうち、5校が初戦を突破。このうち仙台育英(宮城)は7年ぶり、聖光学院(福島)は初のベスト4進出を決め、準決勝では両校が直接対決に臨むこととなった。東北勢の甲子園優勝は長い歴史の中で一度もなく、悲願の「白河の関越え」に期待がかかる。今回は、過去に夏の甲子園で決勝まで勝ち進んだ東北勢の戦いぶりを振り返る。

 

 

仙台育英は2度決勝進出


 
 夏の甲子園出場は今大会で29度目を数える仙台育英は、これまで2度決勝に進出している。1度目は1989年。大越基(元・福岡ダイエーホークス)が大車輪の活躍を見せた。準々決勝まで投打でチームをけん引すると、準決勝では尽誠学園(香川)の宮地克彦(元・埼玉西武ライオンズなど)との投げ合いを制し決勝に進出。決勝は帝京(東東京)の吉岡雄二(元・近鉄バファローズなど)と互いに9回まで0を連ねる投手戦を演じるも、延長10回に力尽き0-2で敗れた。
 

 
 2度目は1度目から26年後の2015年。のちにプロ入りした佐藤世那(元・オリックスバファローズ)、郡司裕也(現・中日ドラゴンズ)、平沢大河(現・千葉ロッテマリーンズ)を擁し、決勝まで勝ち進んだ。決勝は小笠原慎之介(現・中日)擁する東海大相模(神奈川)に6-10で敗れ準優勝に終わった。
 
 今大会は最速140キロ超えの5投手による継投と機動力野球で他を圧倒しており、悲願の初優勝が現実味を帯びてきている。

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