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巨人のユニフォームサプライヤーがアンダーアーマーに変更。新興ブランドが伝統チームと手を結ぶ大きなメリット

今季から巨人のユニフォームサプライヤーのメーカーが、アディダスからアンダーアーマーに変更となる。

2015/01/18

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躍進著しいブランド

 「アンダーアーマー」というブランドをご存じだろうか? 昨年末、ジャイアンツのユニフォームサプライヤーが2006年から9シーズン続けていたアディダスから、このアンダーアーマーに変更になったというニュースは驚きをもって受け止められた。契約期間は2019年12月31日までの5年間。一部報道では、アディダス社とジャイアンツの契約金は年10億円とも言われていたので、今回のアンダーアーマーとの契約もこれと同等の金額かそれ以上と想像される。

 そもそも、アンダーアーマーとはどんなブランドなのか? メリーランド大学のアメリカンフットボール選手だったケビン・ブランク(現アンダーアーマーCEO)はショルダーパッドの下に着ているコットンシャツが汗で重くなり、ベタベタとまとわりつくことを不快に感じていた。この時に、「アスリートが持てる能力を最大限に発揮できるような、もっと高機能なウェアを開発したい」という想いから、1996年、祖母の地下室でアンダーアーマーというブランドとともに、一枚のシャツが誕生した。これがアンダーアーマーの始まりである。

 多くのアスリートからのフィードバックをもとに改良を重ね、アスリートから信頼を得た身体にぴったりと密着するウェアは、いまやスポーツ界のごく普通の風景の一部となった。アメリカでの2014年12月末までの11カ月間の売り上げが、アディダスを抜いて、2位になるなど、わずか20年あまりの間に一気にTOPブランドの仲間入りを果たした。(ナイキ118億ドル、アンダーアーマー26億ドル、アディダス16億ドル)
http://www.marketwatch.com/story/under-armour-overtakes-adidas-in-us-sportswear-2015-01-08 

 アンダーアーマーが日本に進出したのは1998年、株式会社ドームが日本の総代理店として契約してからである。2013年レピュコムジャパンの調査によれば、日本におけるアンダーアーマーの一般の人のブランド認知度は21.5%であった。当然ながらアディダスの85.4%とは大きな開きがある。以下矢野経済研究所の資料より、もう少しアンダーアーマーの日本のスポーツ用品メーカー内での位置づけを見ていきたい。アンダーアーマーの輸入総代理店である㈱ドームの2013年度の売上高は約210億円で約8割弱がスポーツプロダクト事業(アンダーアーマー)とみられ、その内の約9割がスポーツアパレルである。

 スポーツアパレル(2014年度見込)では、メーカー別でアディダスジャパン、デサント、ミズノ、ゴールドウイン、ナイキジャパングループ、プーマジャパンに次ぐ「7番手」、ブランド別でアディダス、ミズノ、ナイキ、プーマに次ぐ「5番手」となっており、国内シェアは約4%である。

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