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巨人「4番阿部慎之助」は最後の切り札。伸び悩む大砲候補たち【死亡遊戯コラム】

高橋監督が決断した4番阿部の起用。今季の開幕前の構想から大きく現実路線に切り替えた。

2016/07/30

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tokyod

時計の針は止まったまま

4試合3勝1敗。15打数5安打(2本塁打)7打点。

阿部慎之助が4番に座ってからのチーム成績と個人打撃成績だ。
5月29日から2カ月弱続いた4番長野に見切りをつけ、7月24日のDeNA戦から4番阿部で再スタート。
通算1862安打、368本塁打を誇る37歳のベテランに広島追撃を託すことになった。
右肩痛で開幕から出遅れるも、今季ここまで43試合、打率.304、7本、28打点、OPS.839、得点圏打率.370。
昨季が打率.247、15本、47打点だったことを考えると「復活」と言っても過言ではないだろう。
さすが背番号10という活躍を見せているが、キャンプ時での構想は4番一塁は新助っ人ギャレットで、阿部は小林と正捕手を争うはずだった。
結局、原監督時代の「阿部のチーム」から脱却しようと編成したはずが、夏場の勝負どころで最後の切り札「4番ファースト阿部」に頼らざるを得ないチーム事情。
首位と10ゲーム近く離された目の前の現実が理想を上回ったのだろう。
2016年「一新」というチームスローガンながら、ジャイアンツの時計の針は止まったままだ。

クルーズ、アンダーソン、亀井、片岡、立岡らが故障で戦列を離れ、代わりの若手陣もアピールできていない現状。
数年前から言われ続けた坂本勇人と長野久義の「サカチョーのチーム」という構想も完全に崩れた。
4番を任せられたらマイペースな長野も変わるのではないか。
そんな首脳陣やファンの期待も虚しく、打率.279、6本、26打点、OPS.699、得点圏打率.221と今季も主軸としては寂しい数字が並んでいる。
大田泰示や中井大介といった数年前の主砲候補たちも、気が付けば20代中盤から後半だ。
年齢的にも彼らがここから飛躍的に成長するとは考えにくい。

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shiro





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