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自称「12球団一、ヘボいドラ1」? 原樹理は燕を進化させるか【新・燕軍戦記#20】

進化なくして連覇なし──。新たに「燕進化」をスローガンに掲げ、2016年シーズンに臨む東京ヤクルトスワローズ。中でも特に「進化」が望まれるのが、先発投手陣である。

2016/01/29

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原樹理2015秋3

【写真】東洋大学ではエースとして活躍した原樹里(高木遊)

平均6回超えは小川だけ。「進化」が望まれる先発投手陣

「去年は『つばめ改革』ということで新しいことに取り組んだり、いろんなことにチャレンジしてきました。今年はさらに上を目指して進化していきたいという思いで、『燕進化』ということにしました」

 今シーズン、「燕進化」を新スローガンに掲げたヤクルトの真中満監督は、この3文字に込めた思いをそう話した。

「去年と同様では…やっぱり上積みがないとなかなか戦えないと思いますので、あらゆる分野で進化していきたいということです」

 昨年は混戦のセリーグを制して14年ぶりのリーグ優勝を成し遂げたものの、球団史上でも過去に1度しかない連覇、そして15年ぶりの日本一を目指すには、全体的なレベルアップが不可欠──。そんな思いがそこにはある。

 中でも真中監督が特に「進化」を望んでいるのが、先発投手陣だ。昨年は石川雅規と小川泰弘が2ケタ勝利を挙げ、シーズン途中で復帰した館山昌平はカムバック賞に輝く活躍を見せたものの、救援陣が両リーグNO.1の防御率2.67を誇る一方で、先発陣の防御率はリーグ5位の3.68。前出の3人を含め、計13人のピッチャーが先発マウンドに上がったが、平均投球回数が6イニングを超えたのは小川ただ1人だった。

 盤石だったリリーフ陣から中継ぎのオーランド・ロマン、そして絶対的な守護神のトニー・バーネットが抜けた今シーズンは、先発投手陣の「進化」がより重要になる。そのためにも欠かせないのは、小川に続く若手投手の台頭だろう。

 筆頭候補に挙げられるのは、昨年は先発として5勝を挙げた石山泰稚(27歳、2012年ドラフト1位指名)と、前年に続いて故障に泣かされながら、終盤に復帰して日本シリーズでも先発した杉浦稔大(23歳、2013年ドラフト1位指名)の「ドラ1コンビ」。そして、監督自身は「ルーキーに過剰な期待をかけるのは良くない」というものの、やはりドラフト1位で獲得した新人・原樹理に対する期待は、決して小さくはない。

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