山中、鵜久森らが奮闘。ヤクルト浮上のカギ握る「パ・リーグ育ち」の男たち
2017/04/13

4月12日の中日ドラゴンズ戦に敗れ、これで6連敗の東京ヤクルトスワローズ。そんな中で気を吐いたのは、先発の山中浩史投手であり、今季初スタメンの鵜久森淳志外野手であった。彼ら2人の共通点──それは共に「パ・リーグ育ち」ということだ。... 続きを見る
2017/04/13
4月12日の中日ドラゴンズ戦に敗れ、これで6連敗の東京ヤクルトスワローズ。そんな中で気を吐いたのは、先発の山中浩史投手であり、今季初スタメンの鵜久森淳志外野手であった。彼ら2人の共通点──それは共に「パ・リーグ育ち」ということだ。... 続きを見る
2017/02/06
今シーズンの巻き返しに向け、投手陣の再建を目指す東京ヤクルトスワローズに加わった5人の新人投手。その中でも明大からドラフト2位で入団した星知弥には、これまでチームにほとんどいなかった速球派として、大きな期待がかかる。... 続きを見る
2016/12/23
球団史上2度目のセリーグ連覇を目指し、「燕進化」の新スローガンを掲げて2016年シーズンに臨んだ東京ヤクルトスワローズ。だが、投手陣の崩壊や思いもよらぬ故障者の続出で、結果はBクラスの5位とほろ苦いものになってしまった……。... 続きを見る
2016/12/09
今シーズンは相次ぐ故障者の穴を埋めながら、自己最多の72試合に出場した東京ヤクルトスワローズの西浦直亨。チーム3位タイの7本塁打、同2位の9盗塁を自信に、プロ4年目を迎える来季は堂々ショートのレギュラー獲りに挑む。... 続きを見る
2016/11/11
今季は主力の野手に故障者が相次いだ東京ヤクルトスワローズにあって、シーズンを通して試合に出続け、リーグ10位の打率.295をマークしたのが坂口智隆である。数字に表れない部分も含め、その働きは今季のチームMVPに値するといっていい。... 続きを見る
2016/10/24
今年のドラフトでは大方の予想に反し、履正社高の寺島成輝を1巡目で一本釣りした東京ヤクルトスワローズ。総勢5人の投手を指名し、真中満監督は「取ろうと思っていた選手をしっかり取れた」と振り返ったが、今シーズン12球団ワーストのチーム防御率に終わった投手陣の再建には、それだけでは足りない。... 続きを見る
2016/10/02
セリーグ連覇の夢破れ、クライマックスシリーズ進出も逃し、Bクラスの5位に沈んだ今季の東京ヤクルトスワローズ。46年ぶりに2ケタ勝利ゼロに終わった投手陣をどう立て直すのか──それこそが来シーズンの巻き返しのカギを握る。... 続きを見る
2016/09/16
9月13日の横浜DeNA戦に敗れ、自力でのクライマックスシリーズ(CS)進出が消滅した東京ヤクルトスワローズ。その窮地でわずかな望みをつないだのは、昨年のセリーグ最優秀バッテリーに輝いた石川雅規と中村悠平のコンビだった。... 続きを見る
2016/08/28
川端慎吾、畠山和洋、そして山田哲人といったスター選手を軒並みケガで欠いた東京スワローズにあって、ファンに夢を与えた「下町スワローズ」は、山田の復帰で終わりを告げた。ここからは「花形」も「下町」もない。選手一丸となって逆転CS進出を狙う。... 続きを見る
2016/08/17
畠山和洋、川端慎吾、雄平に続き、チームの看板である山田哲人までが故障で離脱。まさに非常事態に陥りながらも、今月に入って4カード連続で勝ち越している東京ヤクルトスワローズ。そのナインには今、合言葉が存在するという。... 続きを見る
2016/07/26
今シーズンはホームとビジターで両極端の成績を残している東京ヤクルトスワローズの石川雅規。敵地・甲子園が舞台となる今日、7月26日の阪神戦で「内弁慶」を返上し、球団史上3人目の通算150勝を達成することはできるだろうか?... 続きを見る
2016/07/08
1771日ぶり──。実に5年近い歳月を経て、東京ヤクルトスワローズの由規が明日、本拠地・神宮球場のマウンドに上がる。それはかつて「史上最速」と謳われた右腕の中で止まっていた時間が、再び動き出すことを意味している。... 続きを見る
2016/07/05
東京ヤクルトスワローズの由規が5日、支配下選手としての契約を締結した。背番号は再び11番となった。... 続きを見る
2016/06/28
昨年は史上9人目のトリプルスリーを達成した東京ヤクルトスワローズの山田哲人が、今年はさらにハイペースで打ちまくっている。6月27日現在で打率、本塁打、打点、盗塁ですべてリーグトップに立っており、これまで誰も成しえなかった「四冠王」の可能性も大いにある。... 続きを見る
2016/06/16
リーグ戦、交流戦とも最下位と、苦しい戦いの続く昨季のセリーグ王者・東京ヤクルトスワローズ。もっとも昨年の今頃も借金を抱えてリーグ下位に低迷していたことを考えれば、巻き返しのチャンスはまだ十分にある。そのためにも期待されるのは『救世主』の登場だ。... 続きを見る
2016/05/24
東京ヤクルトスワローズにとって初のFA獲得投手として大きな期待をかけられながら、移籍1年目の昨シーズンは不本意な成績に終わった成瀬善久。かつてはパリーグを代表する左腕といわれたその成瀬が今、復権に向けて歩み始めた。... 続きを見る
2016/05/03
4月を終えて13勝15敗1分け、セリーグ5位の東京ヤクルトスワローズに、光明が差してきた。なかなか試合をつくることができずにいた先発投手陣が奮起し、投打の歯車がかみ合って4連勝。大型連休は「スワローズのゴールデンウィーク」の様相を呈してきた。... 続きを見る
2016/04/06
開幕から10試合を消化して3勝6敗1分けと、スタートダッシュに失敗した東京ヤクルトスワローズ。まだ先は長いとはいえ、ここから優勝争いに食い込んでいくために不可欠なのが「新・勝利の方程式」の構築である。... 続きを見る
2016/03/25
ベースボールチャンネルでは、2016年プロ野球開幕に向けて、各球団の補強動向を診断していく。日本一という目標に向かって、効果的な補強を行うことができた球団は?最終回は東京ヤクルトスワローズだ。... 続きを見る
2016/03/11
畠山和洋、川端慎吾と2人の主力打者を欠きながらも、オープン戦ここ6試合で5勝1敗と好調な東京ヤクルトスワローズ。23年ぶりのリーグ連覇に向け、投打のカギを握るのは……。... 続きを見る
2016/01/29
進化なくして連覇なし──。新たに「燕進化」をスローガンに掲げ、2016年シーズンに臨む東京ヤクルトスワローズ。中でも特に「進化」が望まれるのが、先発投手陣である。... 続きを見る
2015/12/31
今季、混戦セリーグを制したのは東京ヤクルトスワローズ。リーグ屈指の強力打線を武器に来季は球団史上2度目の連覇に挑む。... 続きを見る
2015/12/20
実質的には正捕手1年目ながら、東京ヤクルトスワローズのリーグ優勝に大きく貢献した今シーズンの中村悠平。セリーグを代表する捕手にまで成長した彼は今、あの偉大な先輩の背中を追いかけるためのスタートラインに立った。... 続きを見る
2015/12/09
背番号1──。東京ヤクルトスワローズにとって、それは特別な意味を持つ。若松勉を皮切りに池山隆寛、岩村明憲、青木宣親と、歴代の『ミスター・スワローズ』が継承してきた背番号だからだ。青木のメジャー移籍以来、空席となっていたその栄光の1番を受け継ぐ選手が、ついに現れた。... 続きを見る
2015/11/28
かつては東京ヤクルトスワローズで「ドラ1四兄弟」と呼ばれた4人の投手が今年、一軍の舞台から完全に姿を消した……。そして、オフには2人が現役を引退。残された2人も今、崖っぷちに立たされている。... 続きを見る
2015/11/19
日本シリーズでは、パリーグ王者の福岡ソフトバンクホークスの前にあえなく屈した東京ヤクルトスワローズ。それでも2年連続最下位から巻き返し、14年ぶりのセリーグ制覇を成し遂げたことには胸を張っていい。来シーズンは球団史上2度目のリーグ連覇がかかるが、その前に直面している課題とは……。... 続きを見る
2015/10/23
いよいよ明日から始まる日本シリーズ。シーズン90勝と圧倒的な強さでパリーグを制した福岡ソフトバンクホークスに挑む東京ヤクルトスワローズにあって、打線のキーマンとなりそうなのが真中野球を象徴する「強打の二番」川端慎吾である。... 続きを見る
2015/10/13
2009、2011、2012年と、これまで3度のクライマックスシリーズで、いずれも涙を呑んできた東京ヤクルトスワローズ。しかし、14年ぶりのリーグ優勝を果たした今年は、本拠地・神宮でファイナルステージを迎えることができる。その初戦の先発が有力視されているのが、今シーズンは自己最多に並ぶ13勝を挙げた石川雅規である。... 続きを見る
2015/10/04
14年ぶりの歓喜──。史上まれに見る混戦を制し、東京ヤクルトスワローズが2001年以来のセリーグ制覇を成し遂げた。就任1年目でチームを優勝に導いたのは、現役時代からヤクルト一筋の真中満監督。その人となりを選手、そしてコーチに聞いた。... 続きを見る
2015/09/26
決戦の時が来た。24日にセリーグ一番乗りでクライマックスシリーズ進出を決めたばかりの東京ヤクルトスワローズは、今日26日から敵地・東京ドームに乗り込み、2位巨人との直接対決に臨む。結果しだいでは14年ぶりの『セ界制覇』へのマジックナンバーが点灯する大事な2連戦に向け、闘志を燃やしているのがおよそ5カ月ぶりに戦列復帰したウラディミール・バレンティンである。... 続きを見る
2015/09/15
前半戦の4位から巻き返し、混戦の続くセリーグで単独首位に立っている東京ヤクルトスワローズ。その要因の1つとして挙げられるのが、一昨年の最多勝投手で昨年、今年と開幕投手も務めた小川泰弘が、後半戦に入って6連勝と見事に復活したことだ。... 続きを見る
2015/08/29
NPBでは13年ぶりのトリプルスリー達成が見えてきた。それどころか打率、本塁打、打点の三冠に盗塁王を加えた、史上初の『四冠王』の期待もかかる。そんな驚異の23歳、東京ヤクルトスワローズの山田哲人のスゴさとは……。... 続きを見る
2015/08/12
まさに破竹の勢いだ。東京ヤクルトスワローズの山中浩史が8月11日の広島戦(マツダ)でプロ初完封をマークし、これで今季は無敵の6戦6勝。昨年までプロ通算0勝の「燕のサブマリン」がエース級の働きを見せるまでになったのは、彼自身のひたむきな努力のたまものと言っていい。... 続きを見る
2015/07/29
東京ヤクルトスワローズが『セ界』の主役に躍り出ようとしている。前半戦最終戦から怒涛の7連勝で、一時は単独首位に進出。その快進撃を支えた好調打線の四番バッターが、プロ15年目の畠山和洋である。... 続きを見る
2015/07/17
今シーズンの東京ヤクルトスワローズの補強の目玉として、FAで入団した成瀬善久と大引啓次。借金3、首位から1.5ゲーム差の4位で前半戦を折り返したヤクルトにとって、この2人の獲得は成功だったと言えるのだろうか……。... 続きを見る
2015/06/30
実に814日ぶり──。たび重なる手術により、長らく公式戦のマウンドから遠ざかっていた東京ヤクルトスワローズの館山昌平が、ついにカムバックを果たした。その復帰までの道のりを振り返る。... 続きを見る
2015/06/09
ここ2年はケガもあって不本意な成績に終わっていたヤクルトのトニー・バーネットが、今季は安定感あふれるピッチングを続けている。昨年限りでクビになっても不思議ではなかった「ツバメの守護神」に、いったい何があったのか・・・・・・。... 続きを見る
2015/05/26
今季は好スタートを切りながら、現在はBクラスに沈む東京ヤクルトスワローズに、新戦力が加わることになった。ミッチェル・ジョン・デニング、26歳。かつてはボストン・レッドソックス傘下のマイナーでプレーし、今季は独立リーグ、BCリーグの新潟アルビレックスに所属していた。いったいどのような選手なのだろうか。... 続きを見る
2015/05/16
好調だった4月から一転。5月に入って失速し、ついに最下位に転落してしまった東京ヤクルトスワローズ。はたしてその再浮上のカギを握るものとは……。 ... 続きを見る
2015/04/28
東京ヤクルトスワローズの好調が続いている。同率首位同士の対決となった巨人との3連戦に2勝1敗と勝ち越し、4月27日現在で1ゲーム差をつけて堂々の首位。好調の最大の要因は、現在も両リーグで唯一の防御率1点台を誇る投手陣だが、それを支えているのが正捕手の中村悠平である。 ... 続きを見る
2015/04/12
あのツバメ投手陣がとんでもないことをやってのけた。4月11日の巨人戦(東京ドーム)に1対2で敗れて連勝が3でストップしたものの、これで開幕から14試合連続で相手を3点以下に抑えた東京ヤクルトスワローズが、1956年に西鉄(現埼玉西武)ライオンズが樹立した日本記録を59年ぶりに塗り替えてしまったのだ。昨年は両リーグワーストの防御率にあえいだ投手陣が、これほどの変貌を遂げた理由とは……。... 続きを見る
2015/03/26
真中満新監督を迎え、2年連続最下位からの巻き返し、そして2001年以来のリーグ優勝も視野に入れている東京ヤクルトスワローズ。今年は親会社のヤクルト本社にとって創業80周年という節目の年でもあり、オフには積極的な補強に動くなどそこかしこに『本気度』がうかがえるが、14年ぶりの優勝を目指す上でカギになるものとは……。... 続きを見る
2015/03/12
東京ヤクルトスワローズのウラディミール・バレンティンが、ようやく日本に帰ってきた。昨年10月に受けた左アキレス腱手術からのリハビリで春季キャンプへの参加を見送り、現時点では開幕戦に出場できるかどうかも微妙。だが、本人にとっては不本意な成績に終わった昨シーズンから、今季は間違いなく『大復活』するであろう理由が3つある。それは何か……。... 続きを見る
2015/02/26
このオフ、「異例」とも言える大型補強で注目を集めた東京ヤクルトスワローズ。なかでもロッテから移籍の成瀬善久にかかる期待は大きい。なにしろ1993年の制度導入以来、ヤクルトが初めてFAで獲得した投手なのだ。球団史上でも、かつてこれほどの期待とともに迎えられた投手はいただろうか?... 続きを見る
2015/01/28
2年連続最下位からの巻き返しを目指し、このオフは積極的な補強に打って出た東京ヤクルトスワローズ。特に昨年は壊滅状態だった投手陣は、FAの成瀬善久を獲得したことで石川雅規、小川泰弘との先発3本柱が確立した。だが、上位進出を狙うには彼らに続く投手、いわば『救世主』となる存在が必要だ。その可能性を秘めているのがプロ2年目の右腕、杉浦稔大である。... 続きを見る
2015/01/12
奥村展征。19歳、内野手──。このオフ、FAで巨人に移籍した相川亮二の人的補償として、東京ヤクルトスワローズが〝指名〟した選手の名は、実に意外なものであった。昨年は2年連続の最下位に沈んだヤクルトは、投手陣の建て直しが急務だったはず。そこを投手ではなく、あえて実績のない若い内野手を人的補償に選んだ背景には、どのような思惑があったのだろうか。... 続きを見る
2015/01/11
昨年は投打の極端なアンバランスが響いて2年連続の最下位に沈んだ東京ヤクルトスワローズ。今年から指揮をとる真中満新監督はそのバランス是正、すなわち投手を中心としたディフェンスを強化することで、巻き返しを目指している。その一環として、オフにはFAで成瀬善久と大引啓次を獲得したが、今年のヤクルトにはさらなる追い風が吹きそうだ。... 続きを見る
2014/12/31
各球団の今シーズンの通信簿をつける企画。最終回は、2年連続セリーグ最下位となった東京ヤクルトスワローズ。シーズンを通してチームの動向を追ったライターに今季のチームを総括してもらった。... 続きを見る
2014/12/01
2年連続の最下位に終わったヤクルトが動いた。前日本ハムの大引啓次に続き、前ロッテの成瀬善久もFAで獲得。1993年のFA制度発足以来、相川亮二(前横浜)と藤本敦士(前阪神)の2人しか獲ったことのなかったヤクルトにとっては異例の「大型補強」である。それは真中満新監督を迎え、来季の巻き返しにかける「本気」の表れと言っていいだろう。... 続きを見る
2014/10/29
野村克也628勝、若松勉496勝、そして小川淳司314勝──。前身の国鉄、サンケイ、アトムズ時代を含め、ヤクルトの歴代監督の中でも3位の勝利数を残しながら、2年連続最下位の責任を取って、今シーズン限りでグラウンドを去った小川監督。選手たちから慕われ、ファンからも愛された指揮官が、自ら挙げた「最も印象に残る試合」の思い出を辿るとともに、監督代行時代からの5シーズンに渡る軌跡をここに振り返る。... 続きを見る