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身長165センチ。小さな大打者をはじめ、球宴経験者9人が来日する日米野球【豊浦彰太郎のBall Game Biz!】

日米野球に行こう。「ドリームチーム」でないが、WBCでもそれは叶わぬ現実を踏まえると悪くないメンバー構成だ。数年に一度しかない生でメジャーリーガーのプレーを観られるチャンス。積極的に「参加」したい。

2014/11/08

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ドリームチームではないが、魅力的な陣容だ

 日米野球の開幕が迫ってきた。東京開催の3試合全てチケットを買った。経済的に苦しいが、なんとかやり繰りしたい。周囲には「単なる花相撲じゃないか」と斜に構える友人・知人もいるが、今からワクワクしている。

 当初、00年代最強打者のアルバート・プーホルズ(エンジェルス)の来日が予定されていた。
 これは、残念ながら結局実現しなかった。

 また、ブライス・ハーパー(ナショナルズ)やアダム・ジョーンズ(オリオールズ)も寸前になって辞退したのは寂しい。

「MLBオールスター=ドリームチーム」でなければと考えるファンには、正直物足らない陣容だろう。
 しかし、ドリームチームはWBCですら編成できない(そもそも国別のWBCとインターナショナルなMLBでは概念が異なるが)のが現実だ。
 そう考えると今回は十分魅力的な構成だと思う。

 本場の球宴に選出された経験を持つ選手が9人含まれ、今季の両リーグの首位打者がそろい踏む。

 ア・リーグのホゼ・アルトゥーベ二塁手(アストロズ)とナ・リーグのジャスティン・モアーノー一塁手だ。
 アルトゥーベは今季、打率/安打/盗塁の3部門でリーグ1位となったが、これは1946年以降では1949年のジャッキー・ロビンソン(ドジャース)と2001年のイチローと彼だけだ。

 身長はなんと165センチで、20世紀以降では最も背の低い首位打者でもある。
 また、モアーノーはツインズ時代の2006年にはMVPに輝いている。

 キューバの野性児ヤシエル・プイーグ外野手(ドジャース)にも注目だ。NPBのユリエスキ・グルエル(DeNA)らが政府の紐付きの「国家事業」での来日であるのとは異なり、よりビッグマネーを獲得できるMLBを目指すキューバンの多くは亡命者だ。

 プイーグの場合もボートでメキシコに渡った上での亡命だが、それは危険を伴い「亡命海峡」の海底には夢叶わなかった多くのキューバ人が眠るという。

 彼は、昨年6月にデビューするといきなり月間MVPを獲得し、センセーションを巻き起こした。「ゴリラ」とも評される信じられない身体能力を誇り、ブイーグを取材した際に、その肩から二の腕にかけてのものすごい筋肉の盛り上がりにド肝を抜かれた。

 マリナーズ躍進の原動力だったロビンソン・カノー二塁手もやって来る。6年連続打率3割と、打力はそのキャラとは異なりムラっ気とは無縁だ。

 ユニークなのは、青木宣親(ロイヤルズ)の同僚のサルバドール・ペレス捕手だ。彼はいつも女性用の香水を付けてプレーしている。運よくネット裏の席をゲットされた方は鼻に神経を集中させてみてはどうか。

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