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2次ラウンド進出・対戦相手が決定した侍J。小久保監督「すべての試合に最善の準備で臨む」

2017/03/10

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 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンド・プールBのオーストラリア対中国戦が9日、東京ドームで行われ、オーストラリアが勝利した。
 
 この勝利により、直接対決を残したキューバとオーストラリアが1勝1敗、中国代表が0勝2敗、侍ジャパンが2勝0敗と、3チームが2勝する可能性がなくなったため、侍ジャパンの2次ラウンド進出が確定した。
 
 また、2次ラウンドでは日本が優先的にナイター戦を行う日程が組まれており、日本の2次ラウンド進出が決まった時点でプールBの順位に関係なく、プールA・2位の国との対戦が決定。そのため、2次ラウンド初戦はオランダと対戦することになった。プールA・1位のイスラエルは、明日の試合で決まるプールB2位の国と対戦することになる。
 
 練習試合では、台湾のCPBL選抜やNPB球団に敗戦を喫することもあった侍ジャパンだったが、本戦が始まると投打がかみ合い、キューバ、オーストラリア相手に2連勝を決めた。
 
 2次ラウンド進出と対戦相手の決定を受け、小久保監督は以下のようにコメントしている。
 
「1次ラウンドを突破できたことは、チームがまさに一丸となって戦った結果であると受け止めている。今後は、これまで以上に厳しい試合が待ち受けている。我々の目標である世界一奪還に向け、すべての試合に最善の準備で臨んでいきたい」
 
 打線好調の侍ジャパンは、プールAを勝ち抜いてきた前大会ベスト4の強豪とどのような戦いを繰り広げるだろうか。
 
 侍ジャパンは、10日に中国戦、12日にオランダ戦を予定している。