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【結果速報】女子ソフトボール日本代表、カナダとの死闘制し「銀」以上確定! アメリカとの決勝戦へ、後藤希友は圧巻6者連続三振【東京五輪(東京オリンピック)】

2021/07/25

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サヨナラ打はキャプテン山田恵里

 東京五輪(東京オリンピック)・女子ソフトボール競技4日目が25日、横浜スタジアムで行われ、第2試合では、日本代表がカナダ代表と対戦。延長タイブレークに突入する“死闘”を制し、日本が1-0で勝利した。
 

 
 6チームの総当たり戦で行われるオープニングラウンド。この日の第1試合ではアメリカがオーストラリアを逆転サヨナラで降し、全勝をキープしている。日本が勝てば、アメリカとの決勝カードが決定する大一番は、劇的なサヨナラで決着した。

 大事な一戦の先発を託されたのはエース上野由岐子。その上野は初回、外中心の組み立てが功を奏し、カナダ打線を三者凡退に打ち取る上々の立ち上がりを見せる。2回1死からこの日初安打を許し走者を背負うも、続く打者エリカ・ポリドリのバットをへし折り、投直併殺に仕留めた。
 
 5回、先頭のジェニファー・サリングに二塁打を浴び、ノーアウトで得点圏に走者を背負う。その後進塁打を許し、さらに死球で1死一、三塁と絶体絶命のピンチとなる。しかし上野はここでギアを一つ上げ、エマ・エンツミンガーを見逃し三振、ジャネット・レオンを投ゴロに打ち取り、この回も無失点で切り抜けた。
 
 両チーム堅い守備でともにスコアボードに「0」を刻む展開でゲームは最終盤へ。
 
 7回からは上野から2番手・後藤希友へとバトン。その後藤はこの回を3者連続三振に抑え、チームに勢いをもたらす。しかし裏の攻撃では、1死満塁のチャンスを作るも無得点に終わり、延長タイブレークへと突入する。
 
 8回にも後藤は3者連続三振を奪い、6連続奪三振。次世代エースが圧巻の投球でチームを鼓舞した。そして8回、タイブレークの走者を二塁に置き、犠打で1死三塁とすると、カナダベンチは連続敬遠で1死満塁に。最後はキャプテンの山田恵里がセンターへと弾き返し一気に試合を決めた。
 
劇的なサヨナラ勝利を収めた日本は、次戦でアメリカと対戦。決勝進出が決定しているため勝敗は直接順位に関わらないが、決勝前の前哨戦として、なんとしてでも勝利し、金メダルへと弾みをつけたい。

 
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