大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



東京ドームで最も勝った投手は? 球場別通算勝利数ランキング1〜5位【プロ野球通算成績】

2022/02/01

text By

photo

産経新聞社、Getty Images



4位:上原浩治 57勝(巨人57勝)


 
 4位は、MLBでも大車輪の活躍を見せ、唯一の日米通算「100勝100セーブ100ホールド」の“トリプル100”を達成した上原浩治だ。

 上原は、東海大仰星高、大阪体育大を経て、1998年ドラフト1位で入団した。1年目からいきなり20勝4敗、179奪三振、防御率2.09と圧巻の成績を残して最優秀防御率、最多勝、最多奪三振、最高勝率の投手4冠に輝き、新人王、沢村栄治賞なども受賞する驚異的なデビューを飾った。
 
 以降は7年連続開幕投手を務めるなどエースの座を担い、2002年には投手3冠と2度目の沢村栄治賞を獲得。07年にはリリーフへ転向し、守護神として32セーブを挙げた。09年にはメジャー移籍。18年に巨人へ復帰して同年限りで現役を引退した。
 
 NPB通算成績は、312試合(1583回2/3)を投げ、112勝67敗33セーブ、23ホールド、1400奪三振、防御率3.02。勝利数の半数以上を東京ドームで記録しており、トップ5の中で最も地の利を活かしていた。

1 2 3 4 5 6